<h1>「頭で考える」ことと「心で思うもの」は同じ?</h1>
「脳と心」というのは別々のものではなくひとつのものです。
それぞれ脳に関する学問に脳科学があり、心に関する学問に心理学があります。
ここでは「自分に対する脳科学」「相手に対する心理学」とブログ内では書き分けていきたいと思います。
なぜ脳科学を学ぶ必要があるのか?
それは、自分の「脳」を理解することで自分自身の感情や行動のコントロールが可能だと考えるからです。 人間には「目で見る」「人の話を聞く」「触った感触」「臭いをかぐ」「味を感じる」という五感があります。
目や耳、皮膚や鼻や舌というのはセンサーの部分で、それらを感じるのが脳の働きです。
でも脳というのはとても面白い部分で、それをリアルに想像すると現実だと「勘違い」してしまうこともあります。
お化けは存在する?
例えば「幽霊は存在する」「幽霊に触れると冷たい」と心から信じている人がいたとします。
こういう人には「幽霊」らしきものが本当に見えてしまいます。
また、幽霊に触られたと思い込むことで「冷たい感触がした」と感じることができてしまいます。それらは脳が反応して視覚に映し出し、「触られた」という強い思い込みがその「感触」を脳が生み出すと言われています。
だから「お化けなんていない」と信じていない人には見ることも感じることもできないけれど、「お化けは本当に存在する」と思っている人には「現実に見えてしまう」ということです。
こういうことが分かっているならば、「お化けは怖いから見たくない。私には見えない」と思い込めば見えないものです。
脳の思い込みが「引き寄せ」をつくる
この脳の「勘違い」をプラス方向に持っていくならば、「こうなりたいこと」を「現実にする」ことができるようになります。
よく夢を書き出す時には「私は◯◯したい」ではなく、「私は◯◯だ。」の完了形で書きなさいと言われます。
×私は5キロ痩せたい →○私は5キロ痩せた
×月100万円稼ぎたい →○月100万円稼いでいる
×バイクが欲しい →○バイクを持っている
これらは脳に「すでになっている」状態をつくりだすための言葉で「引き寄せの法則」とも言われます。 すでに達成していることをイメージすることで、それらに繋がる情報が見つかりやすくなったり、それを達成するためのヒントを見つけ出したりして結果的にその状況を「引き寄せる」といったものです。
もっと簡単に言えば「自己暗示」みたいなものです。
自分にかける「マインドコントロール」です。 「マインドコントロール」と言う言葉は「他人の思考をコントロールする」ような悪い意味でとらえられることもあるかもしれませんが、この「自己暗示」をうまく利用することで望む結果を得られやすくできるのです。
「僕は数学が苦手だから良い点をとることが出来ない」と日々思っていればそれが自己暗示となって「本当に出来ない」状況を作り出します。
だから本当にそれを望むのであれば「僕は数学が得意で、クラスで1番だ」と思っていれば今までよりいい点を取り、それを確信だと思えるほどになるころにはクラスで1番になっていることでしょう。
でもそれは「信じて」いなくては達成できなくて、ちょっと「思った」程度ではその状況を引き寄せることができません。
自分が確信を持てるくらいに「私は◯◯だ」と信じてみましょう。
周りから何を言われても気にする必要はありません。
あなたは「すでに◯◯なのです」
あたかもそうであるように振る舞い、行動することで現状がそれについてきます。
脳というのはそういうパワーを秘めています。 そのパワーを知ったならば使ってみましょう。そう思って行動してみましょう。 何も知らずに行動するよりも、より大きな結果を得られるようになります☆