まずは『頭の中で思い浮かべること』が先にある
ブログでもさんざん「考える」ことは大切ですよ!って言ってきたんですが、最近の自分は目の前の「やらなきゃいけない」ことをこなしていくだけで「考える」という行動ができていないなと反省中です。
自分が以前大阪で働いていたときも毎日の業務に追われて、早朝から夕方・・いや、残業をやって夜遅くまで働いて疲れて帰ってきたらまた早朝起き。
考えるよりも身体をまず動かさなきゃいけないという状況でした。
まだ社会人なりたてで何もわからず、知らない土地で一人暮らしをし、上司の猛威にビビリながら過ごしていました。
そんな時に本屋でみかけたのがこの本。
思考は現実化する(Ⅰ)(Ⅱ)
ナポレオン・ヒル著 田中 孝顕 訳
有名な本ですね。でもこれを見かけた時は全然知らず、なんとなく題の「思考は現実化する」という言葉が気になって書店で手に取りました。
この本については色々書かれていると思いますが、簡単にいうと若きナポレオン・ヒルが鉄鋼王にして大富豪のアンドリュー・カーネギーから成功の秘訣を学んだということです。
といっても簡単に教えてもらえたわけでもなく、彼の決断と行動を伴うことで多くのことを学んで行きます。 多くの「これから成功するであろう人物」と交流し、彼らがどのように成功するのか・どのような考えをもってどのように行動して行くのかを彼自身も学んで成功していきます。
自分自身、「この本は何度も読もう!」と思いつつも一度読んで満足してしまっていました。 この本を読むことで得られるのは「モチベーション」です。そして、何か行動を起こす時に必要なのもがそのモチベーションになります。
「思考は現実化する」という題はかなりインパクトがありますね。 でも実際、考えないことにはそれを現実に起こすことはできません。
「今度のテストは絶対に100点を取る」と考えなければ、本当に100点を取ることはできません。また、「きっと次のテストは30点くらいしかとれない」と考えれば本当にそのような結果になります。「自分はできる」と思えばできるようになるし、「自分にはできない」と考えれば出来ない結果が訪れます。
成功している人達というのは「自分には必ずできる」と信じています。信じているからこそ、失敗をしても諦めず成功するまでやり続けます。 今、数多く出ている自己啓発の本はこの「思考は現実化する」がベースになってるといってもいいくらいです。
自分自身、大阪時代の修行を思い出しながらもう一度この本と向き合おうと思います。