ミニマグライトを近距離特化型へのプチ改造!自作ディフューザー!手元を照らす優しい光♪

現代のフラッシュライトの明るさに敵わないならあえて近距離特化して差別化

 少し前に購入した僕のLEDマグライトは「2AA 2ndモデル(LED)」です。

ProやPro+という新しい機種があるにもかかわらずこれを選んだ理由というのは使える時間が長いため。

 

いわゆるランタイムが長い!

 Hiモードで約10時間、Loモードで約31時間となっております♪ 

 

www.miapom.net

 正直なところ半端なく明るいライトというものに興味があるわけですが、手ごろな価格で明るいライトというと中華製のものばかりですしまだ知識が無いのでどれを選べばいいのか分からない状況です。

 

マグライト自体は今から20年ほど前に買った迷彩の(すでに迷彩は剥げた)電球タイプのものを今でも持っていますし、耐久性も確認済みのため安心して使えると思いこのLEDモデルを購入したわけです。

 

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2AA 2ndモデルは電球タイプのミニマグライトよりも15mmほど長くなっています。

以下で写真も載せますが電球タイプと比べると桁違いに明るいです。

 

それでも現代のフラッシュライトから比べれば同じ単三電池2本モデルと比べてもミニマグライトは暗い部類になるようです。それは構造的な部分も関係しているかもしれません。

 

 

2AA 2ndモデル電源オン時の光(Hiモード)
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電球タイプと比べると光の広がりも大きくそれでいて明るいので使い勝手もかなり良くなっています。

 

この状態からさらにヘッドを回転させ光を収束させていくと中心部分に光が集まっていきます。

 

 

2AA 2ndモデル 光収束時(Hiモード)
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中心はより明るく狭く、その周りはぼやーっと明るい状態です。

遠くを照らす際に適した状態です。

 

さらにこの状態からさらにヘッドを回し続けると中心から光が拡散してしまいます。

 

 

2AA 2ndモデル ヘッド回転しすぎ状態(Hiモード)
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周りのぼやーっとしたところの大きさはあまり変わらず、中心部分だけ暗くなっていきました。見たい部分を照らしたいのに光が拡散してしまい逆に暗くなっています。

 

電球タイプのミニマグライトの場合はこれがさらに顕著に現れます。

 

 

2AA 2ndモデル 対象物を照らした時 電源オン時の光(Hiモード)
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対象物から1.5mほど離れた位置で照射・撮影をしています。

2AA 2ndモデルの特徴としては電源をオンにした瞬間から広く見やすい光が広がっています。

 

ここからヘッドを回し焦点を合わせていくと

 

 

2AA 2ndモデル 焦点を合わせた状態(Hiモード)
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ぬいぐるみの鼻部分に光が集中しているのが分かります。

 

1.5mという近距離でもあるので反射によって自分が眩しくも感じます。

遠距離を照らすならばより強力なフラッシュライトを用意するとして、近距離で扱いやすいライトにするためにディフューザーという光を拡散するものを手軽に用意してみたいと思います。

 

参考にしたサイトはこちらです

tan3ledlight.blog.fc2.com

上記のブログではアクリル板を加工しミニマグライトのレンズと同じサイズに切って取り付けています。

 

僕もそのようにやってみようと思いましたがもっと手軽にできるものが身近にあったのでその方法をご紹介します。

 

 

 

メンディングテープを貼るだけ!ミニマグライト用カンタンディフューザー!!
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メンディングテープというセロファンテープよりもマットな質感のテープをレンズに貼るだけの簡単ディフューザーです。

 

右のピンク色の矢印が指しているのがメンディングテープを貼ったレンズで左のレンズがノーマルレンズです。

 

やり方はとっても簡単!


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テープを貼ってはみ出ている部分をカッターナイフやハサミで切るだけ!

上の写真のようにテープ幅よりレンズの方が少し大きいですがマグライトに装着時にその部分は隠れてしまいますので気にしないで大丈夫です。

 


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テープを貼るだけでこんな風にちょっと曇った感じのレンズ(ディフューザー)に出来上がります。

 

 

 

2AA 2ndモデル メンディングテープディフューザー(Hiモード)
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電源オンにした瞬間の光です。ディフューザー有りの方が広い範囲に光が広がっています。

 

画像を並べるとこのように違います。

 

 

ディフューザー有り          無し

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遠くを照らすことはできなくなってしまったと思いますが近距離であれば広く均一な光のため手元を照らす際は明暗が少なく目が疲れにくいように感じます。

 

 

ちなみにディフューザー無しの電球タイプと2AA 2ndモデル(LED)の比較はこんな感じです。

 

電球タイプ 電源オン時        2AA 2ndモデル 電源オン時
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部屋の明るさは共に同じです。当てた光の強さでカメラの自動フォーカスが働き右側では部屋が暗いように感じますが条件は同じで撮影してます。

 

電球モデルが暗すぎるのかLEDの2AA 2ndモデルが明るすぎるのか・・・(笑)

明らかに2AA 2ndモデルが明るいですね。

 

 

電球タイプ 焦点収束時        2AA 2ndモデル焦点収束時
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電球タイプでは焦点を当てると顔の中心しか明るくないです。

2AA 2ndモデルでは中心以外も広い範囲で明るくなっているのが分かります。

 


電球タイプデフューザー有り電源オン時  ディフューザー有り焦点収束時     
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左右どちらの写真も電球タイプです。ディフューザーレンズの有りでの収束の違いです。

 

電源オン時ではもともと光が拡散しすぎているためディフューザーの拡散力も合わさってかなりぼやーっとしたオレンジ色の光です。

 

収束させることで先程の顔の中心だけでなく顔全体がぼやーっと照らされているのが分かります。

 

 

まとめ

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正直なところ「近距離特化」を考えると白色LEDである2AA 2ndモデルよりも電球タイプの方が目に優しく温かみのあるオレンジ色の光の方が心地よく感じます。

 

特に真っ暗な場所で手元を照らすことを考えると電球モデル+ディフューザーという組み合わせが「常夜灯」のようで本当に目に負担が無くて良いです。

 

しかも昔ながらのマグライトの光(オレンジ色)というのが味わいがあって最高です。

 

2AA 2ndモデルはディフューザー無しで遠距離用、電球モデル+ディフューザー近距離用という2本持ちが今の自分にとって良いのではないかという結論になりました♪

 

 

 

レンズの付け替えを手軽に行うならアクセサリーキットも良さそうです。

透明、赤、青のレンズが付属されています。

 

 予備のレンズを買うならガラスレンズも良さげ。

焦点を合わせる際の中心が暗くなる現象が防げるようで、こちらの商品は注文済み。届き次第またレビューしたいところ。