自作ロッドのグリップは何だかわからない「硬い木」という名称の木をホームセンターで購入して削ったものです。
これといった特徴も無いので最終的にコンロで焼いて色の変化をつけた程度ですが、火を入れたら変な樹液がどんどん出てきて大変だった思い出。
焼いたことで見た目がナスっぽくなったし、樹液コーティングのお陰で濡れた手では滑りやすい感じです。
そこで、見た目とグリップ性を上げたいと思いひと手間かけてみました。
魚の骨のようなボーンカラーをイメージして、グリップを彫刻刀で彫っていきます。
表面が焼けているからか、もともと硬いからなのか、掘るのがなかなか難しいです。
握ってみたところ適度にミゾが引っかかる感じがするのでグリップ性能にも期待がもてます♪
ただこのままでは彫った部分が見えにくいのでアクリル絵の具でスミ入れをします。
溝に絵の具を流してくってことね!
最初は爪楊枝でチョコチョコやってましたが面倒になり、ベットリ絵の具を置いてキッチンペーパーで拭きあげました(爆)
アクリル絵の具は乾くと耐水性になるので乾く前に濡らしたペーパーで拭きましたが、あまり拭きすぎると溝の絵の具も無くなりそうなので適度にやめておきました。
乾燥、磨き、そして完成!
塗料が乾いたらはみ出た塗料を落としていきます。
サンドペーパーの400番で丁寧かつ大胆に!
耐水ペーパーを使っていたので無意識に濡らしながら作業をしてしまったけれど、木材の場合は確か濡らす必要は無かったはず・・・。
そのあと1000番とかで仕上げようとも思ったけど、あまりツルツルさせても意味ないだろってことで終了。
最後にえごま油を塗って磨いて完成。
何となーく「オールドルアーっぽいグリップですよ」感が出たかな?!わからんけど。
彫ったミゾが適度にグリップ感も上げてくれたので個人的には満足。デザインが入ったおかげでナスっぽさも払拭できたし♪
さぁあとはこいつで魚を釣るだけだ!