ソフビの墨入れ(スミ入れ)加工!素体ソフビをアートトイのような雰囲気に!

ソフビにスミ入れするだけで「それっぽさ」が増すぞ!

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ソフビというと「小さい子のおもちゃ」というイメージかもしれないけど世の中にはアートトイと呼ばれるものがあって、たくさんの色で塗られたものや見る角度によって違った色合いのフィギュアなど多種多様。

 

だけど中にはシンプルなものもあって、それが素体(素材そのものの色)に単色のスミ入れを施したもの。

 

これからやる墨入れはプラモデルなどでやるものとはちょっと違って、バッと塗ってザッと拭く「アートトイっぽいスミ入れ」になります。

とりあえずMr.カラーがあればできるよ!

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ソフビを塗装する場合にはソフビ用の塗料などを使った方が良いみたいなのですが、ラッカー系のミスターカラーでも大丈夫ということで上の写真のものを買ってきました。

 

スミ入れに使うのは黒鉄色、そしてMr.カラーうすめ液。

 

 以前は油性マジックを使ったスミ入れだったので、それから比べればより本格的になりました(笑)

 

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 ソフビの塗装をやってみよう!

塗装前にまず洗浄

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まずはソフビ本体のホコリや汚れを洗い流します。

中性洗剤と使い古した歯ブラシでソフビを洗っていきます。

 

今回塗装を施すのはイバライガーのソフビ指人形と仮面ライダービルド「ヒーローシリーズ」よりブラッドスタークの合計3体です。

 

洗浄が終わったらドライヤーで熱を加えてパーツを分解し乾燥させます。

 

塗装のために用意するもの

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塗装の際に用意するもの

  1. 塗料
  2. うすめ液
  3. 塗料を分けるコップ
  4. 拭き取りに使う布
  5. 割り箸(パーツを支えるため)
  6. 洗濯バサミ(パーツ支えるため)

 

塗装は大胆かつ繊細に

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Mr.カラーをそのまま塗るにはちょっとベットリしすぎな感じがしたので塗料を分けるコップにMr.カラーとうすめ液を入れて塗りやすい柔らかさにしました。

Mr.カラー5に対してうすめ液1くらいかな?

 

かなり適当配合ですが、塗る際に適度に塗料が伸びる感じです。

うすめ液を入れすぎると黒が薄くなってしまうので、その際にはMr.カラーを追加して様子を見ましょう。

 

 

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そして大胆かつ繊細に塗っていきます。細かく塗料が入りにくい場所では筆を立ててちょんちょん押し込むイメージで塗っていきます。

 

全体に塗れたら布にうすめ液をつけて拭き取り作業を行います。

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造形の浅い場所は拭きすぎると塗料が全部取れてしまうので注意が必要です。

 

イバライガーの肩部分など指で拭くには狭すぎるような場所は綿棒を使って塗料を落としていきました。

 

ちなみにこの時点で「ヤベェ!カッケェ!!」「やばい、まじカッケェ!!」と娘の前で叫びながらシコシコ塗装落としをしてたのは内緒です。

 

墨入れ箇所が多すぎても少なすぎても見たときのバランスが悪いので自分が納得できる雰囲気が出るよう魂を込めて作業しましょう♪

 

イバライガーR(ピンク素体)、イバライガーブラック(グリーン素体)に続いてブラッドスタークのソフビも墨入れします。

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可動部分のあるソフビはバラしてパーツごとに分けたほうが作業しやすいです。

分解しないと接続部に塗料が入り込んでしまい固まったり動きが悪くなると思われるので面倒臭がらず分けてから塗装しましょう。

 

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ヒーローシリーズのソフビは前面の一部は塗装されていますが裏面は塗装されていないので「安っぽさ」が滲み出てしまいます。

 

キャラらしい色付けをするのが王道の塗装かもしれませんが、怪人ソフビなどは単色の墨入れするだけでカッコよさ倍増しそうな雰囲気なので実験でやってみました。

 

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塗装したらガシガシ拭いていくよ!

拭きすぎると浅い造形部分の塗料も落ちちゃうし、やらなすぎると塗料がベットリ残っちゃうのが難しいところ。

 

自分が作りたいと思うイメージをしっかりと描きつつ、指先に集中して無駄な塗料を落としていきましょう。

 

 

スミ入れ完了!ソフビが生まれ変わった!

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どうです?なんかイイ感じ出てきてるでしょ!

イメージとしてはリアルヘッドさんのソフビな感じで塗装しました。

頭部分の彫りが浅い部分は拭きすぎちゃって塗料落ちちゃっているんだけどね。

 

イバライガーブラックのbefore、after

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素体そのままだと写真に撮った際に凹凸感がわかりにくくのっぺりした印象なんだけど、スミ入れを施すことで造形の細部が浮かび上がってきますね!

 

 

ブラッドスタークのbefore、after

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もともと頭部、胸部、腕に塗装がされていますがスミが入ったことでスーツのディティールが浮かび上がり重厚な雰囲気が出ました。

 

オリジナルな色彩とは全く違いますが悪役のダークな雰囲気が醸し出されたのではないでしょうか。

 

うすめ液を使ってスミ入れの塗装を落としていきますが、もともと塗装されている部分の色が落ちないかビビりながら作業しました。

 

こちらも首や胸部分など彫りの深いところは綿棒を使って塗装落としをしています。

 

 

まとめ

素体ソフビなどスミ入れをするだけで雰囲気がガラリと変わる!

スミの入れ方でオリジナリティ出せるし楽しいからぜひやってみよう♪