特撮好きな人たちからは酷評されてたけど、個人的には大きな不満は無かったかな。
前に何かの映画を見に行った際に予告として流れてた「大怪獣のあとしまつ」を先日見てきた。Twitter上で(悪い方の)話題に上がっていたのでより気になっておりました。
「怒りを通り越して呆れた」とか「感情として何も残らない映画」だとか・・・、それでもまぁ元々見たいと思っていたのでTwitterの方はあまり深掘りせずに行ってきた次第。
でも好きだからこそ酷評になるというのもよくわかります。以前見てきた「ドラゴンクエスト ユアストーリー」が僕には酷評の対象でした。でもね、その時は確かに「ぷんぷん!なんて映画だ!!!」なんて思ってたりもしますが、今なら「そういう方向性に持って行ったのね!自分と感覚の違うものを映像にしてくれたんだな」と受け入れられる部分もあります。好きだからこそ、自分が思い描くストーリーじゃないことに腹立たしくなっちゃうんですよね。
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日本に現れた大怪獣。怪獣が「死んだ」ところから始まるストーリー。
もうね、この物語の「そこを描くのかっ!!!」っていう期待値はとても高かったと思う。ウルトラマンでもゴジラでも怪獣が暴れる描写はあっても、その後の物語って今までに無かったからね。
それにこういった予告を見ると、とても真面目に「大怪獣をあとしまつ」するのかな?って思うじゃない?TwitterでもYoutubeでもネタバレ発信たくさんあるので詳しくはそちらを見てもらえばいいと思うけど、全然そういう感じではないのよね。
シン・ゴジラとかの延長で怪獣をあとしまつするのかと思っていると全然違うから気をつけたほうがいい。コミカルにギャグで進めていくB級怪獣映画って感じかな。自分は元々そんな感じなのかなぁと思ってたので楽しく見れたのだけれど、全然そういうのではなく考えてた人にとっては罵詈雑言が飛び交うレビューも・・・まぁわからなくはないかな。
僕個人の感想としてはこの世に起こっている事態を映画で表現して世の中をディスっていうるような雰囲気にも思えた。コロナという未知のウイルス(大怪獣)が現れたことによっての国の対応だとか、それに翻弄される人々を描いたような。
だから国をおさめるなんちゃら大臣たちの愚行、言動があからさまにおかしな感じにしてあるのかなぁと。
後は怪獣映画に「恋愛持ち込むな」っていうのも話題に上がってたけど、そんなに気にならな買ったかな。そういう要素が含まれているっていうのを知っちゃっていたから気にならなかったのかも。
もし本当に大怪獣が現れたなら国としてはどういった対策をとるのだろう。そのまま放置していれば腐敗するだろうし、それによっての問題も多く出てくるもんねぇ。この「大怪獣のあとしまつ」というのは色んな人の解釈でもっとシリーズ化して色々な監督に作ってもらいたいと思わせるストーリーだよね。
気になっている人は是非とも見てみて!見ずに批評するより行って・見て・感じるのって大切よ!
あとね、映画に出てくる希望【怪獣の名前】も欲しかったのでガチャやってきたよ。1個目「ギララ」、2個目「メタリノーム」、3個目で「希望」。キノコも欲しかったけど見た感じしばらく出なさそうなので諦めた。ちなみにギララとメタリノームってこの映画に出るもんだと思ってたけど出ないのね。「松竹×東映」に関係してる怪獣なんだね。(たぶん)
良いも悪いも、やっぱり映画館で見る映画は家で見るのとは違って映画館ならではの良さがあると思う。お金払って見るからこそその作品に対する想いや熱量も出てくると思うんだ。良い評価でも悪い評価でもね。
いやぁ、映画ってほんとーに良いものですね。
ではまた。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。