起こった出来事よりも、それに対する反応に僕は怒っている!

今日は朝から車をぶつけられて凹みました。

いや、車はへこんでないですけどね、僕の心が凹んでます。

会社に納品にくるトラックのミラーが止まっている僕の車の後方にガシーンとぶつかりました。

 

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ちょうど車の角の部分だったので凹みもせず、相手側のミラーステーの塗料(黒)がついただけです。この程度なのでとくに修理するつもりも代金請求するつもりもありません。

でも車から降りてきたドライバーは「わー、おっさんボケちゃった。今日は霧がすごかったんだよねぇ」なんて・・・。

 

おいおいおい!!

まず言うことあるだろう!

 

ドライバーはぶつかったことを知っていながらも傷痕を確認もせず、普段通りに仕事を始めます。

それって当て逃げと一緒ですよね?正直カチーンときました。

 

ぶつけたことは起こってしまったことなので仕方がないし、僕自身そんなに気にしていない。

でもそのことに対して「こっちが何も言わないなら気にしない」というのはおかしいでしょ!

僕としては「ぶつけちゃってスミマセン」って言われれば「ははは!こんな傷ぐらい何てことないですよ!(笑)」って返そうと思っていたのに、いきなり話題を変えてはぐらかそうとする態度に怒りが増してきました。

もう一度言いますが車が傷ついたことを怒っているのではありません。謝ろうともしないその態度に腹を立ててます。

 

僕はここでひとつ気がつきました。

人は起こった物事よりも、それに対する相手の反応に感情を動かされる。

 

車をぶつけられても僕自身は痛くもかゆくもありません。

ぶつけちゃってゴメンね!って言われたら、大丈夫ですよ!って気にしないくらい。

でもそれを無視されて普通どおりに作業にとりかかる「その人」を見て怒りの気持ちが沸いてきた。

 

最後まで何も言わないならこっちから「ぶつかっといて何も謝らずに話をはぐらかすのはおかしくないですか??」と言い寄ろうと思いましたが、作業後に「すんませんでした」と言ってきたのでとりあえず気持ち的にも落ち着きました。

たぶん僕があからさまにイライラしているのを見てそう言ったのかもしれませんが。

ここから学んだのは「自分が悪いと思ったことはすぐに誠意をもって謝ろう」ということです。

相手のものを直すとか、修理代を払うとか言うより先に、まず誠意をもって謝りましょう。

 

起こった出来事に対して、完全に元通りにすることなんてできません。手を加えれば元のようにきれいにもどるかもしれない。でもそれ以前に、やってしまったことに対して真摯に受け止めてもらいたい。これってお店へのクレームとかも似たようなものですよね。起こったことよりも、それに対する相手の反応にムカつくもんね。

今日のナルホド!!

もし自分が同じようなことをしてしまったなら「修理します!代金払います!」よりも先に、「ゴメンナサイ」とはっきり言える大人でありたいと思いました。