なんだかんだ理由をつけてモーラナイフコンパニオンが欲しかった・・・のかもしれない。
キャンプというか、ブッシュクラフトでの人気ナイフといえば北欧のモーラナイフがリーズナブルかつ実用的です。
僕自身もクラシック2、ガーバーグ、カンスボルと3本持っておりますが、モーラナイフで最も人気なのがコンパニオンシリーズではないでしょうか。
初めてのナイフとしても信頼性があり、それでいてお値段もリーズナブル。
ナイフの素材もカーボンスチールとステンレスがあり、刃の厚さ違いでヘビーデューティーというモデルもあります。
安いのにしっかりしたアウトドアナイフ・・・スタンダードなモデルも1本くらい欲しい。
お値段だって2000〜3000円とリーズナブルだけど、購入するための理由が無いと・・・。
そうだ!娘用ナイフでいいじゃないか!
娘には先の丸いキッズ用オピネルを料理の時などに使わせてたりしますが、そろそろ刃物にも慣れてきた部分もあるので本格的な一本をプレゼントするのも良いかもしれない!
ということでステンレスシリーズのコンパニオンの中からどの色が欲しい?って選んでもらったのがこちらのグリーンのモーラナイフ。
ブリスターパックに入れられた、いかにも量産型の安いナイフですがしっかりと実用的な本格的ナイフです。モーラナイフのレビュー見ればその性能は折り紙付きですね♪
コンパニオンにするかヘビーデューティーにするか迷いました。
コンパニオンは刃厚が2.5mm、ヘビーデューティーは3.2mmとなっていて、バトニングなどで薪割りを考えれば厚い方が良いです。でも娘が使うことを考慮して調理や工作などで使い、細めの薪も割れる使いやすいナイフということで2.5mmのコンパニオンを選びました。
カーボンスチールの切れ味も気になるところですが、濡れたまま放置しても錆びにくいステンレスの方がメンテにも気を遣わなくて良いだろうということでステンレスモデルにしました。
自然の中に溶け込むグリーン・・・ではなく、ビビットなライムグリーン!
これだけ鮮やかであればフィールドでもすぐに見つけやすくて良いです♪
新品のピッカピカした刃が眩しい!
ガーバーグやカンスボルと違って、小刃がついていないんですね。
ガーバーグやカンスボルの場合は切れ味より多用途に扱える耐久性重視なのでしょう。それらと比べるとコンパニオンの方が刃の食い付きは良さそうです。
せっかくナイフが来たのでこれを使って調理をします。
オピネルナイフより大きいため娘もちょいビビり気味。
年末だったこともあり、夕食はそばのため大根とにんじんを切るのに挑戦!
でもね、大根やにんじんといった根菜類と刃の厚いナイフって相性悪いのよね。
大根とか切れるんじゃなくて、途中から「割れる」の。最初は刃が切って行くけど途中で刃の厚みで食材が割れていく。つまり調理ではめちゃくちゃ使いにくいわけ。できなくはない、でも大根やにんじんを切る(割る)にはそれなりに力が必要で、小学2年生の娘には大変な作業でした。
なのでオピネルに持ち替えて調理再開。
すごいサクサク切れる!と驚いておりました。
コンパニオンはまた今度使おう。
娘と一緒に焚き火するときに木を削ったりしよう・・・そう思った年末の夜。
小学2年生の子供の手には大きなナイフであるけれど、大人が持って扱うにはちょうど良い手頃なナイフといった感覚がありました。グリップ部分がゴムなので適度なグリップ力があるし、とても軽いので手返し良く扱えるナイフですね。
ガーバーグはモーラナイフの中のフルタングモデルのため重さを感じるしっかりしたタフなナイフ。その分、ちょっと気軽に扱うという感じではないし、刃厚も3.2mmなので調理にはもっと使いにくいように感じます。
カンスボルは刃厚が2.5mmでコンパニオンと同じだけど、刃の先端部分はさらに薄いので調理向きかもしれない。グリップ部分はガーバーグと同じ形状のためちょっと太いので大人が使うには良いけれど子供が持つには太すぎるかな。重さもコンパニオンよりはちょっと重め。
家では調理の時にオピネルナイフを使うことがほとんどなんだけど、グリップもシースも樹脂であるモーラナイフは衛生的だし丈夫なので積極的にキッチンでも使ってみようかな。
キャンプに行く時くらいしか使わないのは勿体無いので、刃厚のあるナイフでの野菜や肉の切り方なども研究してみよう♪