ウッドスピアのつもりで「足ツボの棒」を作る。

ウッドスピアとはなんぞ?

YouTubeを見ている時に気になったのがこちらの動画。

戦闘者はその辺にあるようなものでも武器にしちゃうのかぁ。すごいなぁ。

木の棒を石で削って作るウッドスピア・・・とても興味深い!

自分でも作ってみたいと思ったのでさっそく木の棒を探しにいく!

何の木だか分からないのだけど、太さ的にも良いししっかりしていそう。上の動画ではコンクリートや石でひたすら削って作っていくとのことなんだけど、僕はナイフを使って削っていきます。

家でタグきったり、お菓子の袋を開けることしかしていない元モーラナイフ(クラシック2)。

キャンプで使うナイフはガーバーグやカンスボルがあるのだけれど、小刃の無いタイプの刃物の方が木への食い込みが素晴らしい。こいつを使ってひたすらに棒を削っていきます。

何度も握りながら程よいサイズを探っていきました。力を入れた時に折れない耐久性も確保しつつ、それでいて太すぎて不恰好にならない感じに。

元々の木の曲がりがあるので、あえて真っ直ぐにはせずその曲がりを生かした「牙」のような形状をイメージしながら削っていきました。

ナイフで形を決めたら、次にヤスリ(紙ではない)を使って形を整えていきます。ヤスリでゴリゴリ削っていき、全体の形が決まったら紙やすり(#400)を使って仕上げます。

表面を焼いて暗闇で目立たないように・・・

バーナーを使って先端から真ん中あたりまで表面を焼きました。先端などは焼きすぎるとボロボロしてしまいそうなので表面だけうっすら焼くようにします。

そしてもう一度#400の紙やすりで表面を削って整えます。

持ち手部分が寂しいので彫刻刀(丸刀)を使って滑り止めのようにしました。

しっかり握れる太さとデザイン!これで足の裏をブスッと刺激できます(笑)

先端部分を上から見ると幅広くなっています。

ある程度太く作ったのは強度を確保するため。

横から見るとカラスのクチバシみたいな感じ。

適度な鋭さもあって、これで突いたらまぁ痛い。

ゆるーくアーチ型になっているのがわかるかな?元々の木の形状をそのまま生かしているというのもあるし、牙のようなイメージで削ったということもあり、どこかの民族の武器みたい。

ちなみに先端と逆の部分(下の写真で親指をかけてるところ)も微妙に傾斜をつけてあるのでツボ押しできるよ。こっちは面積広めなので先端よりは弱い刺激。

逆手で持ったらこんな感じ。100円ショップに売ってる足ツボの棒より長くて太くて先端鋭いのでめっちゃくちゃ強い刺激を与えられるよ。もうね、痛すぎて使い物にならない。

他には下の動画のような使い方したら身を守る道具にもなてくれて一石二鳥!!

てか、それを作ったんじゃねーか!ってお話。