高級リールもメンテナンスしなければ回転性能ダダ下がり!
2013.5.17の記事をリライトしました。
今回は2台のシマノ製リールのメンテナンスを行います☆
甥が持って来たカルカッタ100XTとメタニウムMg
俺なんて旧メタニウムXT(シルバー)とスコーピオン1500だっていうのに。
ヽ(`Д´)ノ羨ましい!
とりあえずカルカッタからメンテナンス開始。
まずはひたすらバラしていきます。メインギヤのところは直接飛距離とは関係のない場所ですがこれからも長く使っていく&巻き心地には重要な部分です。
メインギヤ、ドラグ部分も分解します。
ドラグのところにはドラグ専用グリスが塗布してあります。
自分は持っていないので軽く汚れを落とす程度にしておきました。
下手にそのへんのグリスを塗ってドラグが滑るようになっても困るので専用のものが無いのであれば必要以上に拭き取らない方がいいと思います。
ボールベアリングの洗浄。固着したグリスや古いオイルを落とします。
KURE5−56使用。
実はスプールを支える2つのうち一つが軽く錆びが発生してたのでこれが飛びが悪い原因だと思われます。
洗浄後、シマノ純正オイルを注して元の手順と逆に組上げて完成です。
次にメタニウムMg
こっちが思いのほか厄介だった・・・(´Д` )
なんだろう、海で使われたのかな?サビというか泥というか細かなところに結構入り込んでいます。
丸形リールと違って、ネジが隠されてたりして分解するのが大変です。
メインギヤ周りは比較的キレイですが、古いグリスが固着してます。
全体的に油分が乾燥してしまっているという印象。
分解・洗浄のやりがいがありますね!
先ほどと同じくドラグは軽く汚れを落とす程度。
こちらには軸にボールベアリングが使われているんですね。
レベルワインダー回りが外すの大変でした。全体にグリスは乾いてカピカピ。
そこに泥やホコリが付着して動きが渋くなってました。
レベルワインダーに使われてるベアリングは少し錆びが発生してます。洗浄液で洗いながら動かしてサビをできる限り落とします。その後、新しいオイル注入です。
新しいグリスを薄く塗って組上げます。組み立ての際には小さなバネの紛失に注意です。バネは組みにくいし、下手するとどこかに飛んで行くので慎重に行います。
組み立てて完成。
2台とも巻き糸が少なめだったので下糸を巻いて底上げしておきました。糸巻き量が少ないと飛距離出ないですからね!
自分で組上げて言うのもなんですが、新品並みにぶっ飛ぶ予感。
今回バラしてみて思ったのはメインギヤ周りの構造がほとんど一緒なんだなーということ。
まぁ同じシマノ製なのでそりゃあそうかってお話ですねw