木を削ってなんとか形にした自作ロッドのグリップ。
カッチョイイものを目指してやり始めたものの、結局出来上がったのは「茄子みたいなグリップ」だった前回の記事がこちら。
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じゃあ作り直せばイイじゃないかって?たぶんそうしたらまた次にやり始めるのは半年くらい先になりそうなのでとりあえずこのまま完成まで行きます。
そのままの見た目じゃ寂しいので焼いてみる
前回できたのがこちらのグリップ。形状が茄子ナスしてます。このままオイルフィニッシュで仕上げるだけではちょっと寂しいので、焼きを入れてペーパーで磨いてみるなんてどうだろう。
早速焼いてみるよ!
そしたらなんか・・・なんか汁出て来た!!Σ (゜Д゜;)
樹液?糖分多めな液体って感じのが滲み出てきてしまいました。しかも火で炙れば炙るほどに出てくる。気泡ができたのをキッチンペーパーで取ろうとしてもパリパリになってる。カラメル焼きましたっけ??
とりあえずもう後戻りできないので、全体に焼き目を入れてその後にペーパースポンジ(研磨剤の入ったスポンジ)で表面を整えていきます。
黒光りしてしまって・・・本当に茄子みたいになってしまいました。
樹液のようなものが表面を覆ってコーティングみたいになっているのでこのまま使うことにします。
グリップ内部にエポキシ樹脂を流し入れ、ロッドとグリップを接着して一晩経過。
完成しました自作ロッド!
ナスのようなグリップに、ヤフオクで買ったビンテージロッドのオフセットグリップ(1000円の竿のグリップだけ切って使った)、釣具屋で購入したロッド修理用のグラスブランクに「折れてしまったベイトロッド」のガイドを再利用。
ブランク自体は僕が中学生の時に作った自作ロッドを利用しているので20年ものです。先端なんて疲労でねじれてきちゃったのでその部分だけ切り落として再利用。
まぁまぁ見た感じはいいかな!
実釣!!
竿先を切ってから釣りには使ってなかったので久々の実践投入。
竿も久しぶりならアンバサダー5000Cも久々で最初のうちうまく投げれんかった。
ロッドがショートなのは扱いやすいのだけど、足元が高いところとか、草が多い場所でラインを逃がしたいような時はちょっと不便。あと遠投もちょっと苦手。
だけど慣れたら狙ったところに思い通りにキャストできる(近距離)し、グラスのおかげかルアーのアクションし始めが良い。
今日はナマズの活性が高いのか日中でも何度かアタックがあった。ただ残念なことに5000Cの扱いが久々すぎてフッキングまで至らず。
重めのルアーから軽めのルアーまで試してみた感じは、「近所のナマズ釣り」でなら問題ない感じ。投げる範囲も距離が短いからね。ただ今回これが完成して何が嬉しいって、ビッグバドやダイイングフラッター、メドウマウスなどのオールドルアーに合うタックルが出来上がったということ。
別にオールドルアーを使うのに現代的なタックルを使っちゃいけないわけではないんですが、タックル全体の「雰囲気」が揃ってたほうがそれだけで気持ちが良いではないですか♪
だから次なる目標はこのタックルと「オールドルアー」で魚(バスかナマズ)を釣る!
てか、今考えてみたら5000Cで一度も魚を釣っていないような・・・。
冬になる前に是非とも釣り上げっぞ!