チャンピオングリップに憧れて、オフセットグリップに削り出しに挑戦
ずっと前からやりたいと思ってたオフセットグリップのグリップ作り。手に持つ部分を木製でカッコイイ奴にしたいのだ。
イメージとしては下にあるようなガングリップ。
僕が中学生の時にも憧れて、当時も木を削り出して作った記憶がある。写真をみると意外と作れるんじゃねーかと思ってしまうのだけれど、やっているうちになぜか卑猥な形になってきてしまうのですよ(笑)
太さといい、形状といい、男性のアレになってしまう(爆)
しかし僕もそれから20年。さすがに当時より技術もついてるだろうってことで再度グリップ作りに挑戦です。
材料を切る・削る
ホームセンターの端材コーナーで見つけたその名も「堅い木材」。
この木材を適度な長さで切り出し、前もってグリップの芯が挿さるようにドリルで穴を空けてあります。
ざっくりとしたガングリップのイメージを描き、大きく切る部分は糸鋸で落としていきます。
あとはイメージ通りにどんどん削っていきます。グラインダーを使って荒削りしていきます。
そしてナイフを使って自分の手にフィットするように削って・・・削・・・
削れねぇ!!
木が堅くて全然イメージ通りに削れない。鰹節削っているのかと錯覚起こすほど削れない。それなので諦めてグラインダーだけで削り作業を進めます。
イメージと現実の差がひどい
なんかもう、全然「思てたんと違う」状態です。
なんとか男性のアレは回避できたものの、カッコよくも無いし奇抜でも無い。
しかも背の部分を削りすぎて穴が・・・。
とりあえずコレジャナイ感が半端ないのでもう少しどうにかしようとダメ元でゴリゴリ削ります。
できあがり!
そら豆みたいな、ナスみたいなやつが出来上がりました。
オフセットグリップにつけたらこんな感じ。めぐりめぐって結局アレっぽいけど、これはアレではなく茄子です。濃い紫色に塗ったら間違いなくナスです。
とりあえず釣りで使ってる時は手に隠れて見えないので・・・これでいいかなって感じです。言っちゃなんですが、見た目はアレですがすごく持ちやすいんです。アレだから?だから持ちやすいんか?
カッコよく言えば「エルゴノミックデザイン」!!
エルゴノミックデザインとは、人間工学(エルゴノミクス)と呼ばれる研究分野に基づき、人がより自然に・無理なく・効率的に扱えるよう最適化された設計・意匠・デザインのことである。 ITの分野では、特にキーボードやマウスをはじめとする入力装置の形状・デザインにおいてエルゴノミックデザインが打ち出されることが多い。
表面はサンドペーパーでツルッツルになるまで磨いても良いのだけれど、滑りやすくても困るのでグラインダーで仕上げたままで使ってみる予定。
とりあえず今後は表面のオイルフィニッシュして防水処理を行う予定です。
夏までに作ろう!と思ってたけど、せめて冬になる前には実戦に持ち出したいです♪