読書レビュー 本当はすごい私 著:苫米地英人

 


本当はすごい私 苫米地英人(とまべち ひでと)

 



脳科学や心理学の本はけっこう好きで、この苫米地さん(脳機能学者)も好きな著者です。

苫米地さんといえばオウム心理教信者の脱洗脳などに関わったことで有名ですね。

この本では「あなたは今より上の自分になりたいですか?もしもそうだとしたら、あなたの今の自分というのは、とてもダメな存在ということになってしまいますよね?」と冒頭で述べています。

つまり、「成功したい」とあなたが考えるのであれば、今現在「成功できていない自分」を認めているということですよね?

「勉強しない人間はバカだ。努力しない人間はダメだ。」という圧力が世の中に働くのは、そう仕向けている勢力が存在するからだと述べ、こうした権力をバイオパワーと言っています。


だからこそ自分本来の能力を発揮できず、資本主義のための奉仕する奴隷集団になってしまう。

しかし「あなたは、すでに全てを手に入れているのです。すでに成功しているのです。」



なんかわけわからなくなってきました?

つまりはドラゴンクエスト6みたいなものなんですね!

オープニングでムドーに立ち向かって行くのに、気がつけば「レベル1」でわけわからない村にいる。


けれども冒険の中で本当の自分を見つけて勇者として目覚める。

ライデインなどの「勇者」しか使えない魔法を取り戻す。


人々もまたそれと同じで、本来の自分に気づかず(見失っている状態)、何かの理想を常に追い求めるように仕向けられています。


それらに気付くための10枚のカードが付録になっています。

それが「ドクター苫米地式タイスカード」



これはアファメーションで、いわゆる「自己暗示」カードです。

言葉というのはすごく大切で、自分の使う言葉が信念を作り、信念が自分自身を作り出します。


だから良い言葉を使えば良い状況にも恵まれるし、悪い言葉を使えば悪い状態になっていきます。


素晴らしくなるために何かを追い求める前に、自分本来の素晴らしさに気づくっていうことも大切だと教えてくれる本でした。