オイルのつけ過ぎでカビを招くことも!
しばらくメンテも何もしていないくせに、ふと思い立って靴磨きをすることにしました。
革靴なんて「ミンクオイル塗っておけばいいんでしょ〜」くらいの考えしかありませんでしたがYoutubeでシューズメンテナンスについて調べてみたらそのミンクオイルがカビの原因になるということを知りました。
革の栄養分であるオイルも、空気の流れの悪い靴箱の中ではカビを生やすための栄養分にもなってしまうとのこと。
しかもオイルの塗りすぎはゴミや埃の付着も促し、さらにそれがカビの原因となるようなので塗りすぎは禁物です。
いやー、昔は何も知らずにベットリ塗ってました(;´Д`)
幸いカビの発生は一度もありませんが、大切な靴を「メンテナンスすること」でカビをはやしては意味がないので気をつけたいところです。
それを踏まえて三足ほど靴磨きを開始しました。
靴ブラシは2本買っておこう!
100円ショップで豚毛の靴ブラシを見かけたのでひとつ買いましたが、できれば2本買えば良かったです。
ひとつは埃落としのため、もうひとつは仕上げ磨きのため。
今回僕は埃落としで使うブラシを仕上げにも使ってしまいました。
ブラシにも埃が残っていますしさらに仕上げでは余分なオイルをかき落とすため、ブラシにも付着してしまいます。
結果的に一本のブラシではオイルと埃がついたブラシになってしまうので2本あった方が良いです。100円ショップなら2本でも200円ですからね!
少し前に買った革のスニーカー
特別汚れているわけでも革が傷んできてるわけでもないけど、メンテナンスついでに一緒に磨いてやりました。
紐を外すと細かい部分に溜まってたゴミも取れるのでたまにはこうしてやるのもよいかも。
ブラッシングとミンクオイルをうっすら塗って仕上げました。
レッドウィング
つま先や側面が傷つき、明るい色が見えてきてしまってます。ずっと履かずにしまい込んでいましたがカビもなくてよかった。
ステッチ部分には土埃なども溜まってたので使い古した歯ブラシを用意して細かな部分もきれいにしてやりました。
傷だらけだった表面もミンクオイルでしっとり仕上がりました。
オイルは手で塗り込み、30分から1時間ほど放置して染み込ませていらないTシャツなどの布で余分なオイルを拭きます。
最後に豚毛のブラシをかけてステッチなどに詰まったオイルなどをかき出す&なじませる感じで仕上げました。
レッドウィング エンジニアブーツ
こちらは前職の時に普段の仕事用安全靴として使ってたのでかなり傷だらけになってます。
つま先に重いものを落としたのか、深い傷もあってショック。まぁ使ったからこそのキズだと諦めて磨いていきます。
このエンジニアは買った当初は10分も履いているとつま先が痺れるほどにキツキツのブーツでした。
久々に履いてみると足にピッタリ馴染み、屈伸をしても足の窮屈さを感じないほどに。こいつを馴染ませるのにひたすら踏み続けた(外側からね)とか中に水を入れて揉み続けたのが懐かしい。
そういう荒い慣らし方はオススメしませんが、お気に入りのブーツになったことは確かです。
メンテナンス方法は先ほどのレッドウィングと同じです。最初の頃はエンジニアの革の表面にミンクオイルは染み込まなそうな感じでしたが、経年劣化もあってオイルが馴染むようになってきました。
ブーツの用途によって使われる革も違うんでしょうね。
爪先はメンテ後もザラザラの仕上がりではありますが、自分と共に過ごしてきた時間だと思えばそれすら愛おしく思えてきます。
とりあえず今回のメンテナンスでは
- オイル塗る前にしっかりブラッシング
- オイルは塗りすぎない
- ボロ布で余分なオイルを拭く
- ブラシで仕上げる
を意識して行いました。
玄関が広いわけではないので出しっぱなしにはできないため靴箱にしまいますが、たまに靴箱をあけて空気の入れ替えもした方が安心ですね!
これからの梅雨の時期はカビが生えやすいので気をつけましょう♪