ついこの前、カビに侵されてしまった愛用ククサのメンテナンス記事を書きました。
その時はアルコール消毒しかやらなかったのですが、煮沸消毒しておけばよかったなーなんて思ったんですよ。
だってククサを作る段階で塩茹でするみたいですからね。カビは表面のフワフワだけ取ればいいってわけではなく、菌糸が張り巡っているらしいのでそれらも除去しないとまたカビが生える原因になります。
その後「ククサ カビ」とグーグル先生で調べてみたらキッチンハイターなどでカビ菌をやっつけるといいとも書いてありました。キッチンハイター大好き人間の僕がその存在をすっかり忘れていましたよ。
よし、もしまたカビが生えるようなことがあれば次は試そう!!
前回のブログ書いてから一週間も経っていないのにカビてました・・・。
やっぱりアルコール消毒だけでは甘かったようです。カビは根元からやっつけないといけないですね。
「カビ菌撲滅」再挑戦!!
というわけで今回は「カビを根元から断つ」を合言葉にあらゆる手段で総攻撃を仕掛けたいと思います。
①煮沸
まずは煮ます。沸騰した湯にククサを放り込み、ひたすら煮ます。
ククサが作られる過程で海水と同濃度の塩水で煮られるらしいので、途中で塩を追加して煮てみました。カビに対して効果があるかどうかは不明ですが、ククサを作られた状態にリセットするようなイメージですね。
②キッチンハイター攻撃
もっともカビに即効性のありそうなのがキッチン泡ハイターでの洗浄です。木製の製品に塩素系の薬剤はダメでしょーっていう気持ちがありましたが、カビに対してここまでしないと再発するかもしれないという恐怖に耐え、一生懸命シュッシュしました。
③ハイターパックで逃さない!!
泡ハイターが強力なのはわかっているのですが、どうにもこうにも流れ落ちてしまいます。こんな時はキッチンペーパーなどを巻いて薬剤が落ちないようにしてあげます。これを行うと少ない薬剤で大きな効果が得られるんですよ。
その後、数分間放置したら水道水できれいに洗い流します。
もうね、ヌルヌルです。自分の手でもハイターを触ってしまったのでカップがヌルヌルなのか自分の指がヌルヌルなのかわからないくらいです。ハイターの成分が残っていると嫌なので洗剤をつけたスポンジでよーく洗っていきます。
そして水分をよーく乾燥させたらこうなりました。
\(・ω・)/わー!しろ〜い!!
今まで深みのあるツヤツヤウッディな色合いが、キッチン泡ハイターのおかげでキレイさっぱり漂白されてしまいました・・・悲しい。
④オイルを塗って仕上げる
くるみオイルを用意できなかったので、オリーブオイルをキッチンペーパーに染み込ませて塗り込んでみました。カッサカサに乾燥してた分、オイルの染み込みが多いように感じます。
ククサは乾燥したままで放置するとひび割れる可能性もあるので適度に油分補給をしておいた方がいいです。
⑤自分を使って人体実験
さて、これでカビ菌は撲滅できたと思います。
しかし前回のアルコール消毒から数日でカビの再発を目撃してしまったので不安も残ります。
でも今回はさすがに大丈夫でしょう。煮沸とハイターのダブルアタックですからね!
安全だということを信じて、赤ワインを飲んでみました。いつからそこに置いてあるのか分からないワインなのですが、見た感じと匂いを嗅いだ感じ・・・多分大丈夫。
もし僕の体調が悪くなったとしても、ククサが原因なのか赤ワインが原因なのか分からないです。その両方かもしれないし、相殺されてなんともないかもしれない。
とりあえず木製の製品は取り扱いにもう少し気を使わないといけないね。そんなことを学んだ出来事でした。
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