その時々で趣味を失うのが怖かった
僕は高校生の頃、趣味は「バイク」だった。
高校は50ccのバイク通学できるところだったので、16歳ですぐに原付の免許を取りHONDA ゴリラというバイクを乗っていた。
バイクは乗るのも楽しいし、いじるのも楽しい。
小さなバイクだけど時間さえかければどこにでも行けるというワクワクがあった。
大学生になった頃には原付から中型バイクに乗り換えた。
HONDA XL230
デザインが好きで発売と同時に購入。
でもこの頃は大学生になってたし、新たな趣味として「車」がメインになった。
ユーノスロードスターというオープン2シーターの車をいじったり、峠を走ったり、ジムカーナしたり。
でも大学3年生の時にバイク事故をおこして3ヶ月ほど入院することになる。
その時に思ったのは「このまま車やバイクに乗れない人生なんて考えられない」ということ。
趣味というか、生活そのものが車やバイクありきだったんだよね。
大学生だから勉強しろって話なんだけど、授業サボって車の足回りを調整してたり。
学校が終われば夜に友達と峠に走りに行ったり。
他にもゲームが好きだったり、読書が好きだったというのもあるけど、趣味と呼べるほど熱中してたわけでもない。とりあえず、怪我したことで好きなことが何ひとつできないという寂しさを感じた。
今思えばその頃からブログ書いてれば良かった・・・
怪我をしたこともあり残念ながら4年生にもなれず、その後大学を半年間休学することになった。その時からハマり出したのがチャットだった。
パソコン1台で全国の人たちと交流できるし、毎日朝から晩まで・・・・いや、晩から朝までチャット三昧の生活を過ごしてた。
今思えばその頃からブログ書き始めれば良かったなと思おうんだけど、その時はブログの存在なんて知らなかったしリアルタイムで文字のやりとりをしているのが本当に楽しかったんだよね。
ただチャットというのはその時だけの遊びみたいなもので、会話のログが残るわけでもないしどんなに有益な情報をやりとりしててもルームから抜けてしまえば何もかも記憶だより。
それから数年後にブログに出会うんだけれども、その時に感じたことや行動の記録、写真などを自分のデータベースとして蓄積していける仕組みは素晴らしい。
その時もインターネット上の日記のようなものをチャットサイトの自分のページで書いてたりしたけど、今となっては全て消えて無くなってしまった。
その頃はキャラを作っていたので、正直クソ恥ずかしすぎて読めたものではないだろうがそれらも含めて今の自分があると考えるとそういった経験などもけして無駄ではなかった。・・・と、思いたい。
今であればブログよりもYouTubeやTikTokなど「動画」での記録の方が良いかもしれない。ただそれらは編集などの作業も必要になってくるし、結局自分が動けなくなったらできることがかなり限られちゃうなという印象です。
さらに今はVoicyなどの音声サービスも増えてきているので、テキストベースのブログよりも声で記録を残していった方が将来的に有意義だったりするのかな。
とりあえず今の自分であれば寝たきりになったとしても「やりたい、できる」と思える趣味があるのは嬉しいことです。
記録を残すというのは将来の自分のためだけではなく、家族や友人にも自分の思いなどを残すことができますしね。そういう意味でもブログを書く(または音声や動画を記録する)という趣味は一生続けていける最高の遊びではないでしょうか♪