持ち手をプラスチックから金属に換えれば焚き火にぶち込める!
2015.11.23の記事をリライトしました。
僕も以前にザリーナのマキネッタを改造して焚き火で使えるようにしました。
今回は友人のマキネッタ「ビアレッティ」の取手改造を行いたいと思います。
注意して行わないと破損する場合もあるので慎重に作業を行いましょうね☆
作業手順
まずはマキネッタを用意します。これはお友達の遼君のビアレッティ(3カップ)です。
彼は最近アウトドアにハマりかけているので、こいつを焚き火仕様に改造して泥沼に引きずり込みたいと思います☆
焚き火でこのマキネッタを使うとこの黒い取手が溶けてしまいます。
Facebookなどを見ていてもここを溶かしたり焦がしちゃう人がたくさんいました。
ちなみに僕のマキネッタはザリーナというもので取手がメッキのプラスチックでした。
ネットで写真を見た時はそれが金属だと思っていたのですが思い込みで買い物してはいけませんね。
さて、取手を外すには2.5mm程度のピンがささっているので、それをまずは打ち抜きます。
かなりキツく入っていますので、できれば同じくらいの太さで丈夫なピンを使いハンマーで叩き出していきましょう。
ピンを抜くとフタが外れます。樹脂製の取っては本体に下側から差し込まれています。
このプラスチックの取手を金属製のものに交換すれば良いだけですね。
で、フタの方はというと・・・
折れたー(;´Д`)
アルミ鋳造品ですからね・・・強い力がかかるとこのように折れる場合があります。
無理言えばフタなんて上がってきたコーヒーのしぶきをおさえるだけのものなんで、とりあえずついてれば大丈夫です。
うん!大丈夫☆
さぁ問題の取手を作っていきますよ。(問題なのはフタの方だけど)
この差し込み口は長方形ではなく、何気に台形になっています。奥行き10mm、タテ13mm、厚さ5mmです。
まずは直径10mmのステンレス丸棒を用意し、取手になるように曲げます。
万力に丸棒を固定し、曲げたい部分をバーナーで炙って曲げます。
次に差し込む部分を厚さ5mmで10mmほどフライス盤で削りました。
作業に集中してて写真忘れました(爆)
あとは実際に本体に差し込みながらちょうど良よくなるようにヤスリで削って微調整します。
納まりがよくなったらピンを通す穴をあけて完成です。
さて、問題のフタも修理しますか。
アルミのTIG溶接は得意ではありませんが、とりあえずくっつけることはできました。
写真は溶接後ブラシをかけて磨いてます。
完璧ではないですが使用に問題無い程度にはなりました。
あーよかった(・∀・)
実は二段階に曲げて作ったのですが、長くなりすぎてしまったためカットしました。
ちょっとシンプルすぎる形ですが・・・まぁ可愛らしいのでこれでいいかな♪
作業終わりにモカコーヒーいただきました♪
焚き火で使えるマキネッタ=焚きネッタの完成です☆
今後は素手で持てないので軍手か革手袋が必須です!