ずっと前から、ずっとずっと欲しいと思ってた「飯ごう」をついにゲットした。
形はドイツ式の兵式飯ごう・・・の中華製レプリカ。この形の飯ごうがどうしても欲しかったのよね。
フタの取手部分が飯ごう本体のロック機構になっている。が、ユルユルで傾けただけでこのように外れる。
こんなものはだね、90度に曲がってる部分をもう少し深めに曲げてあげるだけでなおる。ペンチで掴みながらグイッと内側方向に曲げてあげたらカチッとロックが掛かるようになりました。
お次の問題はこの内蓋。
外れそうで外れない。
途中までは抜けるんだけど、最後の方でガッツリ引っかかる。子供では外すのが無理なくらい、がっちり引っかかってる。
とりあえずは無理にでも内蓋を取り外す。そして本体側を押したり引っ張ったりしてちょうどいい加減になるまでひたすら変形させる。
とりあえずここまでが使う前のメンテナンス。
価格は3000円しないくらいだったけど、2000円くらいで買えるとの情報もあるのでサイトや時期によって値段のバラツキはあるかも。
買ってそのまま使えない(使いにくい)なんて粗悪品だろうと思うかもしれない。ちゃんとしたキャンプメーカーのものであればこんな手間も必要ない。
でもね、こんな粗悪品に手間を加えることで「自分の道具感」が出てくるのが良い。たとえ同じ製品を買ったとしても仕上がりは人それぞれになる。それぞれがオリジナルのキャンプギアになる。同じようで同じモノなんてどれひとつない。
そして使い方によってヘコミ、傷つき、もっともっと自分だけの道具になっていく。とくにクッカーなんて壊れる要素がほぼ無いからね。よほど変な使い方しない限り壊れることもないだろうし、一生の道具になる。
飯ごうは米を炊くだけでなく、煮る、焼く、蒸す、揚げる、燻すと使い勝手がとても良い。まだ何にも使ってはいないけど、ただ考えるだけで楽しくなる。
とりあえず今はまだ形整えて洗っただけなので、近いうちにこれを持ち出して調理を楽しみたい♪