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こちらは以前作ったアルコールストーブ軽量五徳(40g)
以前の記事「アルコールストーブTR-B25の軽量五徳製作」
ずっと前に作ったトランギア TR-B25用(エバニュー EBY254 チタンアルコールストーブも使えるよ!)の軽量五徳を改良してみました。
一応、「こんな感じに収まりますよ!」っていうスタッキング画像。
アルミ製のスノーピーク「焚」です。
蓋をあけると中に同じくスノーピークのチタンマグ450、今回新たに作製した五徳、トランギアのアルコールバーナーが入っています。
実は材料の関係で、以前作った五徳よりも高さがあるんですよね。
カップin五徳なので、これだけ持っていってもお茶ができますね!
今回の五徳は新たに三本の爪をつけて高さを稼ぎ、周りにステンレス板を貼って炎の清流効果を出してみました。
以前のものは本体そのものを切って五徳部分を作製しただけのシンプル構造でした。
これの良い所はパーツを増やさないので重量が軽いです。
欠点としては本体を構成している部分を切っているので、形状が歪みやすいです。(円形を保ちにくい)
まずはトランギア TR-B25を点火します。これ単体ではクッカーを火にかける事が出来ないので五徳が必要になります。
また、使っている方はわかると思いますが、メラメラと燃えるので火がフワフワした状態になりますね。
新型五徳の登場です。特徴としてはオールステンレスでサビに強く、すべてのパーツを溶接にて接合しているので強度も高く、組み立てる部品を無くす心配もありません。カップから出したらそのまま使えます。
3本の爪は円形の縁から10mmほど高く上げているので、炎の熱を効率よくカップに伝えられ、シェラカップのような底の面積の小さいカップでも安定して置く事ができます。本体を包んでいるステンレス板は炎の整流効果を生み出します。これにより熱エネルギーのロスを控えて効率よくクッカーに伝えられる・・・のではないかと推測します。
ほわほわメラメラと燃えていたトランギアの炎はガスバーナーのような炎となって揺らぎが安定しました。
スノーピーク「焚」に500ccの水を入れて沸騰時間を計ってみます。
(気温、水温は計っていません。水は水道水を使い、アルコールバーナーは本燃焼してから測定をしています。)
場所は室内で無風です。沸騰は鍋が揺れるほど「ボコボコ」と煮えたぎるまでの時間を測定しています。
タイムは一応計りましたが、とくに早いという印象は無いですね。
バーナーからクッカーまでの距離がちょっと遠いかなとも感じます。
参考タイムとして残しておきます。
次はエバニューのTiストーブを使ってみます。
こちらの炎もメラメラとりした炎が上がっています。
これに整流五徳をかぶせてみると・・・
火柱のように炎が安定しました。
トランギアより火力が強いのでタイムも縮まるかな?
同じアルコールを使っているのに、Tiストーブでは炎が赤くなりますね。何ででしょ?
タイムは約30秒ほど縮まりましたが、驚くほどのもんでもないですね。
一応、前回作ったものとの違いと言えば、五徳部分の高さと、整流板の追加でしょうか。
前回の軽量五徳はてっぺんの円の縁に五徳を作ったので、炎の行き場がなくなり溢れ出てるような感じになります。
一方、今回作った整流五徳ではゴトクとなる3本の爪部分を持ち上げて炎の流れをスムーズにしました。
また、整流板を設けることで炎の揺らぎを減らし、効率よく熱が伝わるようにしてみました。
本体そのものも前回のものと違って高さが10mmほど高くなっているのに、さらに爪の分を持ち上げているので、バーナーからクッカーまでの距離が遠くなってしまったのが残念です。
爪パーツと整流板の追加によって重量も75グラムとなってしまい、前回の軽量五徳40グラムから、倍近い重量増しになってしまったのでその辺を見直したいですね。
追加:清流板は「風防」としての効果はほぼ皆無ですので、屋外で使用する場合には風防が必要だと思われます。
もうちょっと設計が定まってきたら、これを作るワークショップとかをうちで開きたいですね。
「金属加工を自分の手でやってみるワークショップ♪」
金属を切り、自分の手で曲げ、削り、磨き、溶接をして組み立てる。
どこにも売っていないオリジナルのアウトドアギア作製って・・・やってみたい人いるかな??
もし人数が集まるようならぜひともやってみたいですね♪
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