ボルトが折れた?!安心して下さい!トントンすれば取れますよ!

舐めて回せなくなったプラスネジ、頭が折れてしまったボルト・・・。機械いじりを、していると遭遇するそこそこ厄介なトラブルです。

基本的には舐めないように、折らないように丁寧に作業することが基本ですが、錆びて固着してしまった場合などどうしようもないこともあります。 そこで今回は折れてしまったボルトの抜き方を紹介したいと思います。

仕事で使っている治具にトラブル発生です。 アルミの母材にネジ穴が切ってあり、ここに工具が六角ボルトで固定してありました。いきなり工具がポロっと外れたので何かと思ったらボルトが折れてしまいました。

裏側にちょこっと頭が飛び出しているのでこちらから抜きたいと思います。 本当は抜けなければ隣に穴をあけてネジを切ってしまおうとも思いましたが(笑)

まずは先の尖ったポンチとハンマーを用意しましょう。と言いつつポンチが手元に見つからなかったので適当なヤスリを使いました。他にもマイナスドライバーなども使えます。

ボルトの端の方を反時計回り(ネジの緩む方向)にヤスリを当ててハンマーでトントンします。いきなりクルクルとは回りませんが、ちょっとずつ回っていきます。

地道に回しているとここまで上がってきました。

あとはペンチなどで掴み回してあげれば・・・

無事に抜き取ることができました☆(・ω・)/

プラスネジなど、舐めやすいものは最初からポンチを当てる穴が設けられてます。 ポンチは数百円で買えるのでもしもの時のために工具箱に入れておきたいですね。ちなみに今回使ったヤスリなどは場合によって折れる可能性もあります。注意しましょう。

via PressSync