「やりたくない仕事は無理にやらない」という選択肢があってもいい。かもしれない

            <h1>先週入社したおじさんが今週はすでに辞めていた。</h1>

結局一言も交わすことなくおじさんとお別れ

先週の月曜日に運転手として採用された60歳を過ぎたおじさんが入社してきました。

僕は火曜から先週いっぱいインフルエンザで休んでいたので、今週はそのおじさんに挨拶でもしようと思ってたら既に辞めたという連絡が。(笑)

まぁ以前にも二日目だか三日目くらいで辞めちゃうおじちゃんもいたので、同じようなもんですね。

 

主にトラックでの集荷がメインではあるけど、求人の方にも「品質検査や工場内の軽作業」という項目も書かれています。

このおじさん自身、工場内の作業はやりたくないと言ってたらしいけど採用となりました。

人手が足らないからね・・・。

 

最初のうちはトラックの運転をやってもらってたようですが、いつも集荷ばかりではないので工場内の作業ももちろんあります。技術的に難しいようなものはなく、グラインダーを使っての研磨作業など。

 

しかしおじさん、15分くらいやって帰ってしまったとのこと。

 

早いぜ・・・早すぎるぜ(笑)

 

求人を見たのは今が初めてだし、おじさんと社長の間でどのような取り決めをして採用になったのかは不明ではあるのだけれど、運転だけやりたかったおじさんと、その他諸々の作業もやってもらいたかった社長との考え方の違いがあったのでしょう。

 

もし二人の話し合いの中で「トラックの運転しかやりません」という話し合いで決まったものだったならばそれ以外の作業をやらせてしまったのが問題なのかもしれないし、メインは運転と言いつつも「工場内の作業はやってもらいますよ」という決まりでおじさんが採用となったならばおじさん側の忍耐力の無さが問題かもしれない。

 

しかし60歳を過ぎてから工場での作業となれば体力的にキツイのも仕方ないよね。

作業はやりたくないと思いながらやらされていればそれがいつしか普通になってしまうし、やらないと断るならばそれは最初の時点でしかない。だからおじさんがそれを受け入れずに帰ったのは僕個人としては正しい決断だったんじゃないかなとも思う。

もちろん、「それくらいやってもいいんじゃない?」と思う部分もあるのだけれど、本当に嫌だと思っているものを受け入れると相手だって「これはやってくれるんだな。OKなんだな」と思ってしまうし、それ以降どんどんやらされることが増えていくからね。

 

わかりやすいのが「残業」とかで、「僕は休日出勤と残業は基本的にやりません」と伝えて採用されました。年内のうち1〜2回はよほど忙しくて休日出勤になることもありますがそれは受け入れています。ただ普段の作業においてはよほどのことがない限りは基本残業をしないで帰ることにしています。

これが「目的なく残業」していたり「暇だから土曜日も出勤しよう」となるといつでも駆り出される人になってしまうので僕はやらないようにしています。

ダラダラして残業したところで個人的に給料のプラスになっても会社のプラスにはなっていない。だったらさっさと時間内に進めてしまい、定時ピッタリ、休日はしっかり休む方が心身ともに健康でしょ!

 

残業代なんか出さないで、定時ボーナスとか出してくれれば仕事の効率もみんな良くなるでしょ。

そんな風になったら良いなぁ。

 

まとめ

雇用されるというのはその会社のルールに従うことになるので、本当にダメなら入る前にしっかり話し合っておくべきだと思いました。

「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、入ったなら入った場所のルールに従わないといけないのは仕方がないところ。

だけどそれが本当に嫌なら自分を押し殺さずに「出ていく」という決断があってもいい。

ダラダラと続けてお互いが嫌な気持ちのまま長引くのが一番良くない。

ダメならお互い次に行けるからね!

 

 

さぁ、次の新しい人はいつ来るのかしら?