大人だって、男だって、ぬいぐるみ好きでいい。そう思わせてくれる本。「わたしのぬいぐるみさん」 著:こやまこいこ

X(旧:ツイッター)を見てたら気になる漫画が流れてきたのね。

私のルーティーンに欠かせないぬいぐるみの話」って書かれてて、どんなかなーと思って読み進めてったら仕事終わりの男性会社員とぬいぐるみのお話。

 

「なんかこういうのいいなぁ」と思ったのが率直な感想。

うちにもたくさんぬいぐるみがある。子供のやつ、嫁ちゃんのやつ、自分のやつ。僕自身も小学生のころお気に入りのカッパのぬいぐるみがありよく持ち歩いてた。それを近所の友達に「男なのにぬいぐるみ持ってて女みたい」とかいわれちゃって、それ以来持ち出せなくなったという苦い思い出がある。

男だってぬいぐるみが好きでいいんだ、大人だってぬいぐるみが好きでいいんだっていうのを改めて気づかせてくれるストーリーだった。

 

ちょうどAmazonで発売されるということを知って早速購入した。

 

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中には老若男女みんなの大切なぬいぐるみのストーリーがあり、見ていてとても温かな気持ちになれる。これを読んで過去のカッパちゃんの記憶も蘇ってきたし、そういえばカッパ以外にもコンビニで買ったサルの人形のこととか、友達に頼み込んで交換してもらったモグラのぬいぐるみとか色々思い出した。

 

コンビニで買ったサルっていうのはカッパよりも昔の記憶で小学校あがる前くらいかな。母と夜のコンビニに歩いて買い物に行ったときにおもちゃコーナーでみつけたやつ。

家から歩いて10分くらいのところにあるセブンイレブンで、父が仕事関係の人と飲みに行っちゃったりするときにたまに母と二人でコンビニに買い物にいく。そこのコンビニはおもちゃコーナーがちょこっとあって、プラモデルとかそういうのも置いてたり。

そこで見かけたのが写真のサルのぬいぐるみ。ぬいぐるみというか、中にプラスチックの細かなビーズが入ってる人形なんだけど、それによって手を引っ掛けたりできるのね。値段は確か1200円くらいしたと思う。ちょっとした食べ物や飲み物を買いにコンビニに来たので、もちろんおもちゃなんて買ってもらえるはずもない。でもなんだろう、すごく気になっちゃって、欲しくて欲しくてねだったんだよね。結局この時は買ってもらえなかったんだけど、数日家でもだだをこねてて「もしまだ売ってたら買おう」ってことで再度コンビニに行って買ってもらったサル。直前にも「このサル本当に欲しいの?」と何度も聞かれた。でも欲しくて欲しくて買ってもらった。

マジックで落書きしちゃったりしたけど、なんだかんだ30年くらい持ってたな。縫い目からビーズがこぼれるようになっちゃったし、ちょうど引っ越すタイミングでもあってこの写真を撮って捨ててしまった。今思えばまだ持ってても良かったんじゃないかと思いつつも、写真と思い出を残せてよかったかなとも思う。

 

誰しもそういった「ぬいぐるみとの思い出」があるのかもしれないね。今回この本を通じて自分とぬいぐるみとの思い出を振り返ることもできた。

 

実際のところ40歳にもなって今だに多くのぬいぐるみに囲まれてたりするんだよね。

 

www.miapom.netディズニーストアのユニベアシティもこれの他に何体か増えたし、ディズニーシーに行った時にはジェラトーニ(もちろん自分用)もお迎え済み。最近ディズニーランドに行った時にはズートピアのニックのぬいぐるみもお迎えしている。

大人だろうと男だろうと純粋にぬいぐるみ好きな自分がいるし、そういう人が他にもいるんだなってなんか嬉しい感じもする。

 

本の中で「私が大切にしているものを、あなたが一緒に大切にしようとしてくれていることがうれしいんです」という言葉があり、嫁ちゃんや子供の大切にしてるものを大切にしなきゃなぁと改めて思いました。

 

あなたとぬいぐるみにはどんなストーリーがありますか?と皆んなに聞いてみたくなるね。

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