滑り止めの無いナイフはちょっと怖い。不満が見えたらそれは改造のサイン。モーラナイフを改造するぞ!

 不満点が見つかればそれは改造のサイン

 ↑画像:Amazonのリンクになってます。

 

 

こんばんはヤマナカ(@miapom)です。

先日のキャンプで初めてフィールドデビューしたモーラナイフのクラシック2ですが、実際に使ってみて不安な点も見えて来たのでこれからちょっと手を加えていきたいと思います。

 

 

関連記事

 

www.miapom.net

 

 

IMG_4756.JPG

ちょっと先端に錆が出ちゃってますが焚付けのためのフェザースティック作りとかステーキを切り分けるとかで使いましたがなかなかの切れ味でした。

 

やっぱりカーボンスチールは切れ味が最高ですね。

 

ステンレススチールは刃の持ちが良かったり錆びにくいという特性がありますが切れ味の点ではカーボンスチールに一歩譲ります。

 

 

 

IMG_4760.JPG

刃は良いんですけどね、この柄の部分が滑りそうで怖いんです。

 

ツルッツルに滑るというわけではありませんがヒルトが無いので勢いよく手が滑った場合に手を切ってしまいそうです。

 

いや、分かっててこれを買ったんですけどね。ちなみにヒルトの付いているモデルもありますが余計なものが何も無いシンプルなナイフが欲しいとこれを選びました。

 

 

 

ナイフは持ち方・使い方が大切 Evernote Camera Roll 20150508 124632.jpg

さて、実際に木の枝を削ったりフェザースティックを作ったりする場合にナイフの持ち方が大切になります。

 

本来ならば刃は枝に対して垂直か上の写真のように切っ先が自分側に向くのが良いです。(上の写真では分かりやすいように角度を大きくしています)

 

 

 

スクリーンショット 2015-05-08 22.04.37.png

削るものの形状や持ち方によってこのようになる場合があります。

このまま力を入れると手が奥の方に滑っていってしまいます。

 

 

 

スクリーンショット 2015-05-08 22.04.53.png

イメージとしてはこんな感じです。ヒルトという柄と刃の間に板がある場合は問題無いのですが、このクラシック2にはヒルトが無いため勢いよく行ってしまえば怖い事になります(゜Д゜;)

 

特に手が水や汗で濡れていたり調理で油(脂)などがついている場合などはどうにもならないほど滑りそうです。

 

(やっぱりヒルトありにすればよかったか・・・)

 

 

 

構造的に気になる部分も・・・ IMG_4761.JPG

このクラシック2の場合は柄の部分が木でできており、柄と刃の間は金属製のパーツがあります。

 

ここに水分が溜まりやすく特にしばらくの間はキッチンで使っていたこともあって隙間に錆びが見えます。

 

ナイフってこの部分に一番負担がかかりますよね?

 

それなのにその部分が錆びやすいっていうのは気になります。

 

そしてこの錆は見えている部分だけなのか?

 

もしかしたらこの奥まで水が入り込んで知らないうちに浸食しているのか・・・。

 

 

そうなるともう気になって気になって仕方がありません。

いっその事作り替えちゃおうかとも考えます。

 

 

 

 

気がついたら万力に挟んでた

刃の部分だけ抜き出して新しく柄をつくればいいじゃない!

そう考えながらとりあえず万力に柄を挟み込み、力一杯圧力をかけて割ろうとしていました。

 

ヒビが入ったら隙間にタガネを入れてハンマーで叩く。

思いのほか柄が丈夫で大変だ。

 

 

格闘すること10分。

 

 

パッカーンと割る事ができました。

IMG_4766.JPG

けっこう奥の方まで錆びてます。

これは水分が伝わって錆びたのか、もしかして最初から錆びていたのかは不明です。

でもこのまま使い続ければどんどん腐食も進行して行きますね。

 

 

IMG_4769.JPG

柄の先端部分にボンドのようなものが固まってくっついています。

それらをグラインダーで削り、ワイヤーブラシで磨いてボンドと錆を取り除いて行きます。

 

 

 

IMG_4770.JPG

ここまでやっておいてなんですが、どのような形状にするかなどデザインは全く考えていません。

 

とりあえずヒルトのようなストッパーは取り付けようと思っており、柄の部分は金属の板とかパイプとかを溶接してみようと考えています。

 

濡れたとしても水分が残らないような構造にしたいよね。拭いたらそれで大丈夫な感じで。

 

自分を道具に合わせるのもひとつの方法。 道具を自分に合わせるのもひとつの方法。

 

 

 

 

関連記事

 

www.miapom.net