キャンプの時はナイフよりもナタの方が使用頻度が高い?!大型ナイフは万能選手☆

道具は用途によって使い分ける

こんばんはヤマナカ(@miapom)です。

先日のキャンプでは焚き火を行う際にマタギナガサを使う機会があったので購入してから約3年という月日を経て、ようやくレビューしてみたいと思います。

いったいいままで何をしていたんだ?鑑賞です。

 

  焚き火をする際に用意したい刃物

1、ノコギリ

2、鉈(ナタ)

3、ナイフ

 

キャンプ場でキャンプをする場合であれば薪なども売っていますが、自然の中でキャンプを行う場合は薪集めをする必要があります。

生きた木を伐採しないことはもちろんですが、焚き火をするためににはある程度太さのある枯れ木や倒木を見つける必要があります。

 

もちろん前もってホームセンターなどで買い置きしておくのも手ですが、今回はそれらを持って行かず集めるところから始めました。

 

完全な枯れ木であればノコギリを使わずとも蹴って折ったりできますが、木の種類や太さによっては力でどうにもならないのでノコギリを用意しておくと良いです。

ナイフを使って薪割りをすることも可能ですが、ナイフはあくまでも「切る・削る」道具なので「割る」という作業ではナイフにもそれなりにストレスがかかります。

 

薪割りなどでは「斧」が一般的に使われますが、「切る・割る」作業に使い勝手の良い「ナタ」があると焚き火においてすばらしい活躍を見せてくれます☆

 

  フクロナガサ 7寸 サイズが大きいので「ちょっと気軽に」持って行くには気が引けます。このタイプは「剣ナタ」と呼ばれるものです。

 

ナタはナイフに比べて大型になるので重量もあり、その重さを生かして目的のものを叩き切ります。刃の厚みもあるのでとても丈夫で、万が一・・・クマに襲われるような場合があればコレで対抗することも可能・・・かもしれません。

 

  足で蹴って簡単に折れない太さでもナタで切り込めばそのまま折ることも可能です。このフクロナガサの場合は「片刃」のため食い込みがすごく良いのでガンガン叩き切れます。

 

しかし木の種類によっては硬いものもあるので、とくにホームセンターで売っている薪などは硬いので叩き割るようなことはせず、刃を少し打ち込んでから刃の背を叩くなどの工夫も必要です。

 

もともとはマタギの人たちが猟のために使う道具で、ノコギリやナタやナイフなどいくつも道具を山に持ち込むわけはいかないので色々と使い勝手のよい大型のナイフ、つまり和製サバイバルナイフとして持ち歩いた道具です。

 

ナタのように使い藪漕ぎし簡易シェルター作り、獲物を解体するときは包丁のように使い、スコップのように穴を掘るために使ったり、急な崖を上る際はピッケルの代わりとして氷に打ち込みながら上ったともいわれています。

 

  正直なところ、ここまで大きな刃物はちょっとしたキャンプでは必要がないのかもしれません。売ってる薪を使えばちゃんと一定の長さでカットしてあるし、火を着けるためにフェザースティックを作るなら小型のナイフでも可能です。

 

枝であってもナタを使わずとも手で折ればよいのだし、もう少し太いものなら斜めにして足で思い切り蹴れば折る事も可能です。もっと太いものがあればそれこそノコギリの出番ですからね。

 



ノコギリかナタかナイフどれか1本というのであれば、とりあえずナイフ1本あればどうにかなります。でも藪漕ぎしたり、身の回りのものでシェルターを作らないといけないというのであればナタの方が使いが手が良いです。

 

ようは自分の行くフィールドによっての使い分けが大切ですね。

私はノコギリもナタもナイフも使いたいから全部持って行きましたが、それぞれの役割がある道具の方が変に使い回すよりも使い勝手は良いです。

道具も適材適所が大切なんです。登山(ハイキング)するのに大型のナイフは必要無いですが、アマゾンを探検するのに小さなツールナイフじゃ命の危険すらあります。

 

でももっと大切なのは、自分が何を使いたいかかもしれません。私の場合は「この道具を使いたい」からこそ、そういう状況になるようにもっていきます。そして道具が増えたって、重くたって持って行きます。

 

だってそれが使いたいから。

 

まとめ

本当のサバイバルではないのだから、自分が好きなものを好きなように使おう♪