丈夫で使いやすく安い道具とは
材質・サイズ・信頼のメーカーを選ぶ
5歳の娘と釣りに行くために娘用の釣り道具を買ってきました。
ルアー類は自分のものを使うので基本となるロッド(竿)とリールを購入。
ターゲットとする魚種はトラウト(管理釣り場)とブラックバスです。これはライン(糸)の太さを変えることで対応させます。
道具の取り扱いに慣れてないため基本的には「丈夫なもの」を選ぶ必要があります。そして万が一壊れてしまっても妥協できるくらいの「低価格」であると安心ですね。
ロッド(竿)は丈夫で身長にあったもの
ロッドは基本的には軽いものの方が疲れにくいし感度が良いので釣りに適しています。
しかし子供と遊びで「釣り」をやる場合ある程度の丈夫さがあることも重要です。そこで僕が選んだのは「ソリッドグラス」の1ピースロッドです。
ロッドの素材は大きく分けてグラス(ガラス繊維)とカーボンがあります。
グラスロッドでもシート状のものを筒状に丸めたもの(多少軽量)と、芯までグラスが詰まっているソリッドグラス(ちょっと重い)の2種類があります。
また1本物の1ピースロッドと、2本継ぎの2ピースロッドもあります。
素材と継数違いのロッドに関してはもっと数多くの種類があるのですが今回の趣旨とは離れるのでここには書きません。
グラスロッドは丈夫、1ピース構造も丈夫、短ければ軽い
ということで今回選んだのはPRO MARINEシューティングポイントRGというワンピースソリッドグラスのロッドです。
釣具屋で見かける安価なソリッドグラスの「鱒レンジャー」も同等ですね。
長さは130cmで110の娘が使っても長すぎないくらいのサイズです。
ルアーウエイトは1.5~7g、適合ラインは3~8ポンド、魚種はトラウト・ブラックバス・ブルーギル・・・まぁ何にでも使えるようなお手軽ロッドです。
お値段は約1600円ほど。
個人的な経験で言いますと10000円以下のロッドを選ぶ場合、値段が高くなるほどカーボン含有率が高くなり安いほどにグラス含有率が多いです。
そしてカーボンが多いほどに折れやすく、グラスが多いほどに折れにくいというのが感覚的にあります。
ただこれは20年ほど前の個人的な感覚なので定かではありませんが、中途半端にカーボン使ってるくらいならソリッドグラスの方が折れる心配が無いと思っています。
長さも130cm程度なので軽自動でも楽々運べます。
リールは信頼あるメーカーを選ぶ!サイズは糸巻き量で選ぶ!
今回のスピニングリールは生まれて初めて「ダイワ」のものを購入しました。
選んだ理由はワゴンセールで「安かったから」です。しかし「安さ」だけではさらに安い機種もあるのでもう一つの要素が「信頼あるメーカー」となります。
とりあえず選ぶのであれば日本メーカーの「ダイワ」「シマノ」あたりを選んでおけば大丈夫です。ちょっと他人と違うものを使いたいならスウェーデンの「アブガルシア」が個人的に大好きです。
リールにも大きく分けてスピニングリールとベイトリールがありますが、今回はベイトリールは割愛します。
リールは機械ですしライン(糸)を放ったり回収したりするためライントラブルと大きく関わる部分でもあります。リールは単純に値段が高いほど性能が良くなると思って間違いないです。
それは使われている材質による強度の違いや、部品の精度によるスムーズさ、ボールベアリングの数などで決まってきます。
だからとりあえず安いリールを選ぶのであれば有名メーカーの「ダイワ」と「シマノ」を選んでおくと間違いないかと思います。
ダイワ「ジョイナス1500」
ジョイナスはダイワのリールの中で最も安い機種ですが1500番から5000番までのサイズがあります。
1500番は最も小さいサイズですが欲を言えば1000番のラインナップが欲しかったです。
ジョイナスの特徴は
- デジギアⅡ
- 1ボールベアリング
- アンチバックラッシュシステム(ABS)
デジギアというのはダイワ独自のデジタル設計のため耐久性の高いギヤが採用されているということ、そしてスピニングリールをスムーズに動かすためのボールベアリングが1つ使われており、ABSによって遠投性がありライントラブルも起こりにくいというもの。
お値段は確か1900円くらいだったかな?
ちなみにお値段10倍以上のアブカーディナル33というリールも使ってますが、性能で言えばジョイナスにかないません(笑)
ボールベアリングの数も1個だし、飛距離も良くないし、糸癖すごいし、ライントラブルもよく起こる。カーディナル33使うのって「雰囲気」だもんね。
2号ラインが約100m付いてくる
2号(8ポンド)ラインが最初から100mほど付いてきますのでそのまま釣りに行けます。ありがたい!
海の防波堤で使うとかブラックバスなどを狙う場合ならこのまま使っても良いですね!
今回は管理釣り場に行くので3ポンドラインに巻き替えてしまいました。
ジョイナスの使用感としてはダイワ独自のスプールシステムで飛距離が出やすく巻き取りがとてもスムーズでした。
管理釣り場で使った際にも魚とのファイト中にドラグ調整をしても細かく効くし、3ポンドの細めのラインでも安心して使用できました。
それに安価なのに安く見えない見た目っていうのもすごいね!
カーディナル33とか見た目も性能もジョイナスに敵わないくらい。まぁ好きで使ってるからいいんだけどね。
まとめ
とりあえず今回のロッドとリールのセットで約3500円でした。
子供に使わせる道具として「丈夫さと性能と金銭面」でバランスのとれたタックル(道具)ではないかと思います。
もちろんこれよりも安く道具を揃えることは可能ですし、もっとお金を出せば性能の良い道具が買えることもわかっています。
今回は休日にちょっと釣りに行く道具として揃えるのにバランスの良いものを選んでみました。