長い長い工作がやっと終わりました。
毎日手を加えていたわけではないけれど、作り始めてから完成するまで半年もかかってた・・・。
スリングショット(パチンコ)が欲しいと思ってAmazonを探すも、コレといって気にいるものが見つからず「だったら作ればいいんだ!」と思い立った。
先に言っておくなら、「作るなら細い木で作ろう」と声を大にして言いたい。木を切ったり削ったりする工作機械があるなら太くて丈夫な木を選んでよいが、ナイフで削って作ろうと思うならもっと細い枝でやったほうがいい。
実はこの作品の前にも太い枝で削り始めたものの挫折してしまった。
ということで2本目に選んだのがこの枝だった。
持った感じの手頃な太さ。節がちょっと厄介な感じだけど、ナイフだけで進めていけそう。ちなみに木の種類はわからない。
先ほどの枝の皮を剥いでできたのがこのスリングショット。一応は形になったし、スリングショットとして弾をうつことが可能。
仕上げはエゴマ油でやったけど思ったより色も濃くならず。
スリングショットとして一応使えるがモノとして持つ喜びを感じられない。
もう少し作り込みが必要。ただ、すぐに遊びたくてこれで完成ということにしてしまった。
とはいえ自分の中ではまだ未完成であるので、気が向いた時にちょいちょいと削る日々。
コーヒーでも飲みながら手に合わせてどんどん削り進めていく。
最初の頃よりかなり細くなってきて、手で握った時のしっくり感も増してきた。
ある程度形も整ってきたのでやすりがけを行う。使うのは100円ショップで買ってきた紙やすりセット。木工用を使って荒いのから順番に細かくしていきます。
実際に使ったのは#80→#120→#240まで。
あまりにツルツルしすぎてもホールド感に影響ありそうなので、サラッとした質感くらいでやめておきました。
初期から比べるとかなり細くなった。自分の手に会うように削ってきたので細身でもしっかりとしたホールド感あり。
表面についた木屑をきれいに落として塗装に入る。
使うのはネオステインのブルー。
塗装の際にニスを使うと表面をウレタンコーティングしてくれ、水や汚れに強くなります。しかし木材表面に膜を作るような感じなので木の質感はなくなり、持った時にツルツルした印象になります。
なので僕はステインの方が好き。ステインは木に染料を染み込ませる感じ。
丁寧に塗り重ねていって・・・
1度目の塗装完了。
あとはこれをちゃんと乾燥(3時間以上)させてから2度目の塗りをします。
2度目の塗装を行いゴムを取り付けたらスリングショットの完成です!
木を切ってやり始めてから約半年・・・。ようやくスリングショットとして完成させることができました。今回は木を削るという行為をほぼ「ナイフ」だけでやったので思った以上に時間がかかってしまいました。
電動ノコギリやベルトサンダーなんかが使えればもっと早く完成できたことでしょう。
なんなら最初は結構細めの木を使って作った方が良いかもしれない。
細めの木を選んで作ったつもりではあったけれど削り進めていくのはかなりの労力でした。週末はこれもってパチンコうちに行きたいね♪