紙に書くと夢がかなう?これってホント?そこんとこどーなのよ?

 沢山の手帳術の著書の中でも書かれているこの「紙に夢を書き出すと願いが叶う」ということについてその理由を書いていこうと思います。
 自分の中にある夢(願望)というのは誰でも持っているし、誰でも「そうなればいいなぁ」程度には考えていたりします。夢の大小はあれ、誰しも「叶えたい」夢を聞かれれば1つ2つは出せると思います。
「夢(願望)は頭の中にあるのだからわざわざ紙に書く必要なんて無いし、書いたからといって夢が叶うなら誰しも夢をかなえとるわっ!!」
となっては思考がストップしてしまいますね
本当に夢を叶える人々というのは、そのための「強い意志(熱意)」を持ち続けています。
才能があるから夢を叶えられるのでありません。努力し続ける意思(熱意)こそがあるから夢を叶えることができます。
例えば「世界一周したいよね。それが俺の夢なんだよなー」なんて話したとします。
数ヶ月後にテレビを見てたら「世界一周の旅」なんて番組がやってて、「うんうん、いつかは行きたいねー」なんて話します。
その数ヶ月後に街で「世界一周の旅○○○万円」というポスターを見かけて、「やっぱり、いつかは行きたい。」と考えてるだけではそのまま一生かかっても行くことなんて不可能です。
「いつ」という期限を決めなければそれに必要なものを用意することなんて出来ないのです。
もっと身近な例をあげれば、一年の始めに「今年の目標」を皆さん考えたと思います。
初詣に行って、A君は「○○大学に合格しますように!!!」、Bさんは「今年の夏までに彼氏をつくる」と絵馬に書いたとします。
Aさんは日々その目標を掲げて勉強に励んでいるので合格する確立は高いですが、Bさんはお正月を過ぎる頃にはその目標なんて忘れてしまい、夏が近づくにつれてまた思い出すかもしれませんがその目標を達成できるかは怪しいところです。
つまり、夢を叶えるためにはそれを書き出して、「何度も見ることで潜在意識に落とし込む」ということです。夢につながるキーワードをキャッチできるアンテナを立てるってことです☆
普段から夢アンテナを立ててることで、自分の夢に関わる情報は自然と目にしたり耳にしたりするようになります。
カラーバス効果ってやつですね。今日は赤いものを探そう!と『意識』すると、自然と赤いものが目に飛び込んできます。部屋にある貯金箱、ランプのスイッチ、瓶の蓋、テレビの上の人形、ゲームのコントローラーなどなど。『意識』することで普段は目にしても気づかなかった赤いものが沢山あることに驚きます。
この効果を夢に結びつけるために、夢を書き、それを何度も見て『意識』させる必要があります。何度も見返すためには「いつでも手元にあって、いつでも使えるもの」がいい。
だから手帳に夢を書いて、いつでも持ち歩き、いつでも時間があれば見返すことで「夢のアンテナ」を立てて夢のカケラを拾い集めることで夢が叶うのです。
 
いつも持ち歩いているものなら携帯でもパソコンでも実際の所はなんでもいいんです。
でも、バッテリーが切れたら使えないとか、落として壊れてしまったりといった心配が手帳にはありません。仕事をしている人であれば、会議中に手帳を開いていても何も不思議に思われませんが、携帯をいじってたらやる気の無い人だと思われてしまいます。
それに頭の中で「あれもやりたい、これもやりたい」「あれもこれも欲しい」なんて考えているよりも書き出すことでスッキリします。「覚えているから書く必要はない!!」なんて思っているようならそんな頭の使い方はもったいない。
記憶するならパソコンなどのデジタルツールの方が断然優れています。人間の脳はCPUとは違って決まった計算だけでなくより複雑かつ創造的な発想を生み出せます。新しいアイデアを出すのはCPUにはできない作業なのです。
だから頭の中は常にクリーンな状態を保ちつつクリエイティブに使えるようにしておきましょう。覚えておかないといけないことなんて手帳に書いておき、忘れたら開いて見直せばいいだけです。「そんなことくらい覚えておけ!」なんて言われたって、「そんなことくらいなら書いておいて、ちょっとでも脳のスペースをあけておいた方がいい」というのが私の考えです。
夢(願望)を紙に書き出し脳をクリーンな状態にして、夢のアンテナを立てて周りを見回してみましょう☆きっと自分の夢を叶える人やモノ、情報がたくさん転がっていることでしょう。それに「気づく」ことが夢を叶える第一歩です♪