当時自分は使ってなかったけど、今思えばつかってりゃよかった!「中学生・高校生のための手帳術」

 自分が「手帳術・ノート術」をテーマにブログを書くのは中高生に夢を持って日々を過ごし、なりたい自分になってやりたいことを成し、さらに夢をばらまく大人になってもらいたいからです☆そして自分自身、そんな大人でありたいと思いながら生活してます。
 色々と書いていきたいことがあるのですが、今回のテーマは「中学生・高校生のための手帳術」です。
 私は少しの間ですが高校講師として教壇に立っていました。目的意識を持って勉強に取り組む生徒は2割、とりあえずやらなきゃいけないから言われた通りに勉強するのが6割、言われても勉強をしたがらないのが2割。もちろん学校によって、クラスによって、先生そのもののスキルによって多少の違いはあるかもしれませんが、「学校は社会の縮図」と思えるほど2・6・2の法則に似通っています。
 自分が中学生のころ、高校生のころ手帳を使って何かしてたかと言えば・・・まったく何もしていませんでした。自分自身が6割の生徒でした。
 中学時代は毎日「勉強いやだなー」と思いながら通学し、部活動も練習が嫌でしたし、もちろん将来のことなんて何も考えずに毎日を過ごしていました。高校受験の時もそれらしい勉強をしたことは無く、自分の今の能力で行けそうなところ、テストより面接だけでどうになりそうなところを探しました。一応、高校生になってからは「普通科目の勉強は苦手だけど資格試験はがんばろう」という目標をみつけ、工業高校らしく溶接や電気工事士、危険物取扱者の資格取得に励んでいました。
 ここで自分の例をあげましたが、つまり人は『目標・目的を持たないと行動に繋がらない』ということです。前回のテーマで「夢を書き込もう!」と書きましたが、夢(願望)があるから、それを手に入れることができるのです。
デキる2割の人々
目的意識をちゃんと持っているので周りから言われずとも自分で考えて行動することができます。夢や目標をしっかりもち、ブレない意識があるので失敗をも乗り越えていきます。
使う言葉も自分を勇気づけたり、他人を元気にさせたりする。
積極的・ポジティブ
平凡な6割
あれをやりたい、何が欲しい、こうなりたいと考えますが周りからの影響も受けてしまします。
デキる2割の人と行動すれば自分もデキる人の仲間入り。
平凡な6割の人と行動すれば大きな成功や大きな失敗をしないかわりに、まぁまぁ平凡な生活を送れます。
残りの2割の人と行動すれば日々イライラしたり、やる気もおこらずマイナス思考に陥ってしまいます。
残りの2割
夢も目標ももたず、その時その時の気持ちで行動してしまう。
その時の気持ちで行動してしまうので周りの人とうまくいかなかったり、自分でもうまくいかずに余計に落ち込む・腹が立つ。
使う言葉も下品であったり、相手を見下したりするような言葉。
消極的・ネガティブ
さてあなたはどのタイプだろう?
デキる2割だと思うなら自分の夢に向かって突き進んでいってもらいたい。この人達は自分をマネジメントする能力は身につけているだろう。
平凡な6割だと思うなら、まずは夢をみつけて行動にうつしてもらいたい。行動とはまず夢を紙に書くことだ。
残りの2割だと思うなら、まずは自分が使う言葉から見直してみよう。周りの人にありがとうと言ってみよう。親にありがとうと言ってみよう。良い言葉を使うと良い運気が舞い込んでくるんだよ☆
ここで手帳術に話を戻そう。
「夢」というと「叶えるのが難しいとても大きなもの」という印象があります。
「夢といえるほど立派なものはない」
「夢がでかすぎて、叶うはずはない」
なんて感じてしまいます。でもそう思い込んでしまっては「夢=叶わないもの」という認識が生まれてしまいます。でも夢(願望)は絶対に叶えることができると認識しなくてはいけません。
具体的にどうするか?細かく、細かく分けていけば良いのです☆
「高級スポーツカーを乗り回し、美人な彼女を乗せてデートに行く!」という夢を持ったとしましょう。この夢を夢で終わらせないために細かく考えていきます。
高級スポーツカーを購入するためにどうしたらいいか?
資金は3000万円必要だ。アルバイトじゃ絶対無理だから月給が多く稼げる職業を見つける必要がある。月給の高い職業に就くには専門的な知識を持ったり、自分独自のアイデアを見つける必要がある。大学・大学院での勉強も視野に入れる。またお金を貯蓄するだけでは増やしていくことができないので、投資などの勉強もしていく必要がある。
美人な彼女を探す
美人な彼女を作るためには自分がその人に見合うだけの男でなくていけない。ダイエットをするなり、身体を鍛える必要がある。また勉強だけでなく人としてのマナーや女性に対するマナーを身につける。美人な女性のいる場を探す。女性と話すコミュニケーション能力を身につける、男として興味を持ってもらうのに、自分の趣味を充実させる。そのために様々な本を読んで勉強しよう。
など、細かく分けて考えることができます。そうすると夢のために今すぐにでもできることが見えてくるのです。
例えば目的を「3000万円貯める」とするなら「給料の高い職業につく」「資金運用のための知識を身につける」といった目標を掲げることができます。じゃあそのために「まずは学校での勉強でトップを目指す」「投資関係の本を読む」・・・と、もっと細かく目標を設定るすことができるのです。
目的は何をするかという「的(まと)」です。
目標はそのための「標(しるし)」です。道しるべのようなものです。
夢さえ見つかれば目的や目標を導いて、今何をすれば夢に近づけるかがわかるのです。
大きなことだけじゃなく、小さな夢でもいいのです。
夢を見ることができなければ、それを叶えることなんて出来ないのです。
言ってしまえば、「夢をみることができれば、叶えられないことなんて無いってことです☆」