我欲も必要っちゃ必要だけど、まずは「素直」になろう。うん!なろう!

こんばんはヤマナカ(@miapom)です。

ブログを毎日更新し、何かしら発信を続けていると「ハンドプレスについて聞きたいのですが」とか「こういうものを作ってもらえませんでしょうか」といったお仕事の依頼に繋がるようなコメントやメールをちょこちょこと受けるようになってきました。

 

もともとは友人の依頼で作ってみたハンドプレスが音も静かで思いのほか使いやすかったりして、それを必要としてくれる人が他にもたくさんいることを知ったし、僕が趣味で何かを作っていたりすると「アウトドア関係のアイテムですが、こういうのを作りたいのだけどできますか?」と趣味と仕事が重なるようなお話をいただいたり大変嬉しく思います。

 

今日のかさこさんのブログが響いた

我欲にこだわりすぎると仕事は息詰まる。人から求められることに素直に応じてみるとうまくいく

かさこさんのブログ塾にまだ参加できてはいませんが、近いうちに参加しようと思っています。

そんなかさこさんの今日のブログは「仕事」に関するもので、今僕の心の中でなんとなくモヤモヤしている部分を照らし出すような内容でした。

 

自分の好きやこだわりを大切にするのは悪いことではないが、 もう1つの目をちゃんと開いておきたい。 それは人から求められたことを素直にやってみることだ。

 

僕の本業は自動車部品製造なのですが、たまに持ち込みなどで別な仕事が舞い込んで来たりします。

「溶接でこれとこれをくっつけてほしい」「ロウ付けでこれを取り付けてほしい」「こういう治具(器具)をつくれないか」「これを修理できないか」など、様々です。

 

見た感じ簡単そう(すぐにできそう)なら受けますが、あまりに面倒だと思うものは「ちょっと忙しいので今はできないです」と断る場合もあります。かさこさんのブログでいうところの「食わず嫌い」の部分です。出来るけど・・・なんか嫌だなぁと思うもの。

 

だけどブログを読んでみて「ただ食わず嫌いなだけなら、次はちょっとやってみようかな」という気持ちになりました。実際にやってみないと分からないし、本当に嫌だと思ったら次に断ればいいっていうのは目からウロコでした。

実際、うちでやるような仕事の場合は「技術」が必要になるし、それとともに「設備」が必要です。

 

だから正直なところ、「技術的にはできますよ!でもうちには設備(機械)が無い」ということも多々あります。小さな町工場では何から何まで揃っているわけではないので、棒状のものは切れても鉄板は切れなかったりします。

 

それに技術面で言っても僕よりすごい人はたくさんいるし、僕が特化した技術を持ち合わせていないためひとり落ち込むこともあります。だけど「あなたにやってほしい」と言われると求められること以上の成果を出してやろうと奮起するし、まぁ場合によっては「こだわり過ぎて行き詰まる」こともあります・・・人間だもの。

 

自分が好きかどうか。 その気持ちは一番大事。 でもどうしてもイヤなものでなければ、 相手から求められるものを素直に受け入れ、 それに応えてみよう。 きっとね、それによって世界は断然変わってくる。

相手から求められるもの「以上」を目指しつつも、「以上」を意識しすぎて何もできなくなるのはいけないね。

 

相手から求められるものを素直に受け入れ、それに応えてみよう。

 

とてもシンプルな言葉だけど、相手の望む部分はまずそこなんだって気づきました。

もちろん相手の望む以上のクオリティだったり、驚き、感動といったものを盛り込みたいという作り手の気持ちもありますが、それを実現させるには心の余裕も大切ですね。切羽詰まらない、息詰まらない。

 

そういう気持ちを持って取り組んでみようと思いました☆