Evernoteはアナログのメモを超えることができたか?!

こんにちはヤマナカ(@miapom)です。

約2ヵ月間、デジタルメモ生活をしてきたので現状と今後の展開について考えてみようと思います。

 

まず僕の基本スタンスとして、スケジュールやメモなど基本的にはアナログで管理していました。

 

スケジュール帳には「ほぼ日手帳weeks」、日記には「セリアの368ページノート」、その他にも思考を深めるために書き出すのはロディアのA4ノートだったりします。それらのメモやノートとして「Evernote」に置き換えることができるのか2ヵ月間使ってみてどうだったか・・・

 

Evernoteはすべてのノートの母艦になりうるか

僕は基本的には「すべての情報は1つに集約したい」と思っており、それを「母艦」と呼んでいます。

今まで様々な試みをし、手帳を母艦にするべく何でも書いて何でも貼付けて・・・とやっていると1日1ページのほぼ日手帳ではスペースが足りなくなり、A5ノートを使うようになり、さらにA4サイズにとどんどん大きくなってしまいました。

 

そして一元化すると「そこに何でも入っている」という安心感はあるものの、いざ必要なものがどこに書いてあるか分からないのです。確かに書いてあるはずなのに・・・。いったいどこに書いたのだろう?

 

時間と手間をかければその中から情報を探し出すことはできます。でもそれはすごい労力のかかることでもありますね。そして基本的に手帳ならばその年のものを使いますよね。2015年の手帳にはその前の年の情報は書いてありませんし、それがノートになるとさらに数ヶ月前に書いたものは家に置きっぱなしだったりするわけです。

 

それらがEvernoteであれば「すべての情報を持ち出すことができる」っていうのはとても凄いことです。

 

数年前の情報であっても検索で探し出すことはできるし、何冊も持ち歩く必要が無いし、手元にスマホやパソコンがあれば欲しい情報をすぐに検索できるし、旅先で手元に自分のパソコンが無くともインターネットの使えるパソコンを使ってEvernoteにアクセスすればそこに入れた全ての情報が取り出すことができます。

これは「情報一元化」を目指す人にとってはすばらしいアプリですね♪

 

しかし、その機能を自分が使いこなせたかというと・・・そうでもありませんでした。

 

指先を動かすか、手を動かすか

手元にある紙の資料などを写真に撮ってすべてをEvernoteに入れておくのは何かと便利です。メモを取るとなるとアプリを起動して指先でパパパッと書いて保存すれば良いのですが、メモから思考を広げるといった作業には向かないことがわかりました。

 

この辺は個人差もあるとは思いますが、僕の場合は頭に浮かんだことを書くのはEvernoteで良いけれどもそこから発送を広げるには手を動かして紙に書いた方がよりアイデアや言葉が出てきます。

 

タスクアプリや行動記録アプリなどは自動的にEvernoteに記録を送るように設定できたりします。こういったものはほぼ自動的に記録できるので設定さえしてしまえば何もやらずとも行動のライフログを残すことができます。

 

タスクアプリを使って「何時から何時まで何をした」という記録もしていましたが、そもそもタスクアプリを切り替えることを忘れる場合もあり今はほとんど使わなくなってしまいました。これらはまた使い方を学び直し再挑戦してみたいとは思っています。

 

スケジュールに関してもスマートフォンを使うより、直接書き込む方が自分的には合っているように思いました。なによりも手帳というモノが好きで、「書く」という行為そのものが自分は好きなんだなと思いました。

 

携帯にメモをするのが得意な人はそうすれば良いと思いますし、僕のように「紙に書く」ということが好きならそのようにすれば良いかと思います。デジタルで保管しようとアナログで保管しようと、結局大切なのは「それらのメモを読み返す」という行為です。

 

そして僕が一番苦手だったのが、デジタルのメモを読み返すということでした。手帳やノートというのはパラパラとめくって気軽に読み返すのですが、デジタルのメモはそのアプリを起動して、その中から必要なノートを開くという行為がとても遅く感じて苦痛でした。たぶん実際の速度でいえばアナログもデジタルも変わらないくらいかもしれませんが、「気持ち的に」アナログのノートをパラパラ開くのが心地良いのです。

 

それなので「情報の一元化」についてはもう少し考えて自分なりの方法を探していきたいと思います♪