作るだけじゃなく、交流もしていきたい。ハンドプレスを通じて〜

こんばんはヤマナカ(@miapom)です。

僕が作っているレザークラフト用ハンドプレスは「ブレーンストーミング製」とか「ブレインズコネクト製」とブログ内で付けて書いていましたが、今現在は「ブレインズコネクト製」で統一しています。

父の会社がブレーンストーミングで、今は僕個人でやっているので「ブレインズコネクト」と名前を変えてやっています。僕が個人で作ってるという点では変わりはありません☆

 

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↑初期型 ハンドプレス 柱が2本なのが特徴

 

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現行型 ハンドプレス 柱が1本になり、柱から工具取り付けまでの距離が約100mmとなり懐が深くなり縦に動かしやすくなりました。

 

そんなハンドプレスですが、初期型と比べると形状も少しずつ変わってきました。よりシンプルに、より強く。あれこれ機能を盛り込もうと思った時期もありますが、機能が増えるほどにシンプルさが無くなり故障する部分が増えていくことにも繋がります。

 

使う人がほんのちょっと手間を加えればいいものをわざわざ機能として追加するのはそんなに意味が無いように思い、現状では余計な機能を追加せずに作っています。それらは付属品とかでもいえることで、以前はポンチ打ちで使う茶色い板を付属していましたが今ではそれも無くしました。

それ自体が消耗品であるし、それがダメになったらポンチ打ちが出来なくなるかと言われればそうでもなくて、ゴム板の上に捨てても良いような革を一枚挟むだけで同じような効果が得られることが分かったからです。

こういうことを教えてくれたのはハンドプレスを作るきっかけとなったアトリエマルーンの井田君のおかげでもあります。小学生時代からの友人であり、僕にとって製品作りにおけるブレーンでもあります。

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↑アトリエマルーンにて 初期型ハンドプレス納品の時の一枚

「こういうことがしたいからこんな物を作ってほしい」と依頼があれば試しで作ってみて、「さらにこうだと嬉しい」という意見が出ればさらに煮詰めて製作をしていきます。ようは作る側使う側の意見交換ができるからこそ、さらに改良していけるのだと思います。

 

ちょっと前置きが長くなりましたが、何が言いたいかというと・・・

ハンドプレスを買ってくれたお客さんと交流できたらいいなって思います☆

 

正直なところ、僕自身はレザークラフトをかじる程度しかやっていないので井田君からの「こうしてほしい」という要望がとても重要になります。使う側のキモチは使う人にしか分からないですからね。

 

沢山の人が「ハンドプレス」を検索して僕のブログにたどりつき、メールをくれます。

「持っている工具をそのまま使えるのが嬉しい」

「マンションやアパートでも音を気にせず作業できるのが嬉しい」

「専用の工具を買い足す必要がないのが嬉しい」

といった言葉をいただけると、「喜んでくれるひとがいるんだ。作ってよかった!」と僕自身も嬉しくなります。

 

「買いたいです」「はい、できました。」「ありがとうございました。」で終わってしまってはお互いに寂しいですよね。僕自身もっと喜んでもらえるようなものづくりをしていきたいし、「こういう不満があるんだよね」というのを教えてもらえればそのための改善策を出せるかもしれないし、今後作る製品においても改良して提供できるかもしれないですからね。

 

こういうのはお客さん側からではなく、本来は僕の方からメールをして聞いて回らないといけないなと思ってます。今現在はそれができていないので僕の課題です。もちろん何かを売りつけるつもりで連絡を取ろうと思っているわけでもないので気軽にメールをすれば良いのですけどね。

 

もしこのブログを見ていただけたら、「ハンドプレス使ってますよ!問題無く機能していますよ!」っていうだけでも良いのでメールを送っていただけるとありがたいです。また、「これをもっとこうしたらいいと思うよ」というご意見があれば教えていただけると嬉しいです。何でも良いので「私も元気ですよ」と連絡くれたら嬉しいです(笑)

メールお待ちしております☆

 

そんなシャイボーイのヤマナカでした(・∀・)