日々一刻と過ぎ去る時間を茫然と立ち尽くしていいものか。記録はデジタルがめっちゃ便利。
僕は何かを集めるコレクターではないのだけれど、「記録」することに関しては集めるのが正直楽しいと思っている。
日々の行動の記録(ライフログ)は主にEvernoteを使い、iPhoneでの記録では「PostEver2」というアプリを使ってひとつのノートに時系列で「やったこと・考えたこと」などを記録するようにしています。
Evernoteを使う前は手帳やノートにその日にやったことなどを記録していました。
けれどもいつでもどこでも手帳を開けるわけではないし、何でも書こうと思うと手帳そのもののサイズも大きくなってくる。最初はポケットに入るようなものを使っていたのに何でも記録して行こうと思ってからはA5サイズの手帳を使うようにもなっていきました。
しかし大きい手帳やのノートはカバンに入れて持ち運ぶものの、必要な時に取り出せないとか仕事場ではロッカーに入れっぱなしであったりと必要な時に使えないのが問題点です。
そのため今では「記録」に関してはほぼデジタルで行うようになりました。
デジタルの良いところは沢山のデータを簡単にまとめられること。
時間や場所など言葉で書き込むよりも写真を1枚撮れば位置情報や時間やその場所の雰囲気などを一瞬で記録できる。
それらをPostEver2のような便利なアプリで用いれば記録するのがとっても楽だし、あとで必要な情報はEvernoteの検索昨日で簡単に見つけられるのがいい。
手帳やノートだと「あの情報は確か書き留めたな」と思っても、いつの手帳なのかどのノートなのか探すのがとても大変なんだよね。情報を探すことも考慮するとやっぱりデジタルの良さが際立ちます。
写真や動画も立派な記録。何気ない毎日を記録しよう。
僕が小さい頃は写真やビデオなどは何か特別なことがないと触れる機会があまりありませんでした。
家族で出かけるとか運動会とか、いわゆるイベントの時くらいしか使わなかったけれど今はスマホでもタブレットでも自由に写真や動画が撮れるので日常の記録がとてもしやすいです。
SNSなどで写真や動画をアップする人なら記録することがより自然に身についていると思います。僕の場合はもっぱらライフログのための食事の写真などだけど、それ以外にも仕事の手順や買い物のメモや子供の写真などを撮っています。
今でも家族みんなで撮るような写真はイベントごとだけだけれど、子供の写真はほぼ毎日のように頻繁に撮っていたりします。何かを書いたり作ったりしたものがあればそれらの写真も記録しています。
スマホやパソコンの中に写真を残すだけだとデータが壊れてしまうのが怖いのでGoogleフォトなどのクラウドにバックアップのつもりでどんどん保存!Amazonプライム会員だとAmazonフォトなどのクラウドサービスも使えるのでそちらも保存!
それでも過去の写真を見返すともっともっとたくさん撮っておけば良かったと思うことがあります。
子供の成長の記録などはたくさんあってもありすぎることはない。
もっとあるはずと思っているのに残っていないとかなり寂しいです。
毎日の食事風景とか、近所の公園に遊びに行ったとか、普段の買い物に一緒に行っているとかそういうのでいい。
イベントでどこに行ったとか何をやったというのは大体記憶にも残っているのだけれど、普段の生活のことというのは案外忘れてしまっているものです。だから普段の何気ない写真ほど「そうそう、こんなこともあったよね!」と楽しむことができます。
Googleフォトであれば無料かつ無制限に写真や動画を保存できるから絶対に入れておいたほうがいいですよ!
僕は娘が生まれるより前の写真は古いパソコンに入ったままデータを取り出せなくなっています。パソコン自体が壊れてしまっているので復活させるにはハードディスクを取り出すしかありません・・。
CD-Rなどに焼いてたとも思うのだけれど、とりあえずデータのバックアップは頻繁かつ色々なもので保存しておくことをおすすめします。
日記はライフログとは別にアプリで管理
ライフログを取ってれば日記なんて書かなくてもいいのかもしれないけど、日々の考えや行動などを自分の言葉で言語化してまとめておくのはライフログと別にあっても良いかと思い「100年日記」というアプリで管理しています。
このアプリは各年の同じ日を一覧できるのがすごく良い感じです。
数年前の今日はこんなことをして、こんなことを考えてたのかと過去と今の自分を見比べることが容易にできます。
そしてこれらのデータはEvernoteにも保存されるので別場所に「記録」もされているという安心感がある。Evernoteに全ての情報が入ってはいるけれど探すには「検索」しなくてはいけないのがエバーノートの欠点でもあります。
日記だけを見やすい形で表示してくれるのはやっぱり専用のアプリがあるととても便利だし続けて行こうと思えますね。
手で書くのは手間だけど、アナログの良さは捨てられない
記録はデジタルがおすすめ!!!
とか言ってますが、やっぱりアナログな紙とペンは好きなんですよね。
今でも気になるノートは買ってしまいますし、手帳なんて年に2〜3回は変えちゃったりしてます。スケジュール帳もちょっと前まで「グーグルカレンダーでまとめてやる!」と意気込んでいたにもかかわらず今はバイブルサイズのシステム手帳をスケジュール帳として使ってます。
アナログの良さは考えている過程をも記録できることそしてバッテリーレスということ。
単純な記録だけならデジタルはものすごく簡単ですが考えを広げていったりまとめたりするならアナログの一覧性がとても便利です。
携帯で調べ物をしながらアプリでメモを取るのは面倒ですが、携帯やパソコンを見つつノートに書いて考えをひろでていく作業はアナログが適しているように思います。
それにバッテリー残量を気にすることなく扱えるというのも最大の利点です(笑)
最近こちらの本を購入しました。
書く力 著:武田双雲
Amazonで中古の本がめっちゃ安くなってるのでオススメです♪
これを読んでから「書く」のをただの記録としてでなく、文字と向き合うこと自分の気持ちを文字として表すことを意識するようになりました。
だから日記としてデジタルで書き残しているものとは別に、システム手帳には自分の手で自分の思いを書き残すために一文字一文字丁寧にペンを走らせています。
最後に・・・なぜ「書く」のか
僕はSNSにしろブログにしろデジタルにしろアナログにしろ「書く」ことは自分の生きた証を残す行為だと思って日々記録しています。
それは家族のためとか自分のためとか考えているわけでもないし、このまま誰にも気づかれることなく将来的には消えてしまうものかもしれないとも思っています。
手元にあるアナログのものなら家族が見るかもしれないし、気づかれることなく捨てらられてしまうかもしれない。デジタルのデータであっても大きなネットの海の中で誰に気づかれるでもなく消え去るかもしれない。
だけどもしかしたら自分の書いたものが誰かしらの役に立つとか、誰かの目に触れる機会があったらいいなと・・・なんかこう、ロマンがあるじゃない?ないかな?(笑)
日々書いているものが家族の役にたつなんてことはほぼほぼ無いと思う。
自分の記録は自分のためにしかならないと思う。
写真や動画などのデータは家族の思い出としてはいいかもしれない。
ブログは読まれるかもしれないし、読まれずに朽ち果てるかもしれない。海に投げ入れた「手紙の入った瓶」みたいな感じ。誰かが気づいて読んでくれたら嬉しい。
結論をいえば自己満足。コレクターと一緒、「記録」のコレクターみたいなもの。
日々書いていることが役に立とうが立たなかろうが、集まって手元にあるのが嬉しい。クラウドという技術のおかげでスマホでもパソコンでも集めたデータを見ることができる状態が嬉しい。
記憶はいずれ忘れてしまう。長い年月で書き換えられちゃうこともある。美化されるものもあれば悪いような記憶として刷り込まれてしまうものもあるだろう。
だから記憶なんかに頼らずにひたすらコレクションしまくる。
今ある出来事をそのまま記録できる今の時代はとても素晴らしい。
何かで聞いたんだけど、人間の一生を動画として記録する場合は数十テラバイトで足りちゃうらしいよ。人間の一生が数十テラバイト・・・これっぽっちなんだね。
その容量以上に溜め込むほど人生は充実するってことじゃない?
そう思って今日も記録し続けこうやってブログ更新しているわけです。
さぁ僕と一緒に「記録」コレクターになりませんか?(笑)