たかが「バリ取り」されど「バリ取り」

高速切断機を使って材料を切っていると熱によって溶けた部分がバリとなって材料に付着します。

ワイヤーブラシでささっと取れれば良いのですが、そのまえにグラインダーで削り取る必要があって何気に大変な作業です。

 

まずは棒材150本じゃい!

 

あまりに集中してグラインダー作業をやっていたので写真を撮り忘れました(・∀・)

まずはこの細い棒材を100本バリ取りします。グラインダーで荒削りをしてワイヤーブラシで慣らしていく感じです。

太い棒材の方はちゃんと写真を撮っておきましたよ♪

 

そもそもの切った時のバリ写真を忘れてた・・・。これはグラインダーで大きなバリを削り取ったあとの細かなバリ写真です。

 

 

こいつをワイヤーブラシでシャーっと磨いていきます。使っているワイヤーはステンレスワイヤーです。

 

 

するとこんな感じで細かなバリが取れます。素手で触っても切ってしまう心配がありません。

 

角パイプは内側と外側にバリがある。

棒状の物はかんたんにバリ落としができますが、パイプのものは内側と外側にバリが発生し、とくに内側の処理が結構大変です。

 

 

 

外側のバリ取りはベルトサンダーでシャーっと削ってしまえばいいので簡単に取れます。

 

 

右:切断後

左:バリ取り加工後

ヤスリなどでチョイチョイと削れば内側のバリなんて取れちゃうようにみえるでしょ?これが何気に厄介で強くて硬いのですよ。切断面も段差ができているのでまずはベルトサンダーで削り整えます。

次にバリをペンチで直接ちぎり取ります。そして内側をヤスリがけ、最後にワイヤーブラシで細かなバリを落として材料の下準備が完了です。

丸棒の細いのと太いの合計150本は処理を終えましたが角パイプ(50本)はまだこれからです。しかも小さい方の角パイプの処理もあるのでもうしばらく時間がかかりそうです。(´・ω・`)