こんばんはヤマナカ(@miapom)です。
以前はモンベルのエアマットを紹介しましたが本日はサーマライト リッジレスト ソーライトです。 ソーライトはリッジレストにアルミ蒸着したモデルです。
画像:Amazonのリンクになってます。
THERMAREST(サーマレスト) RidgeRest SOLite
種類は大きく分けて「持ち運びコンパクトで寝心地の良いエアマット」と「パッと広げて雑に扱っても壊れないクローズドセルマット」の2種類があります。
エアマットの欠点と言えば破れるとマットとしての性能が著しく低下するので扱いに気を使うことと値段が高めというのがあります。クローズドセルの欠点はがんばって畳む(丸める)しても小さくならないことでしょうか。
このリッジレストは登山をする人には定番中の定番マットとして知られています。 エアマットとの違いについて書いていきたいと思います☆
片面はアルミが蒸着されており身体の熱を反射してくれるため暖かく感じます。これはレスキューシート(サバイバルシート)と同じ構造ですね。知らないうちにアルミ面がちょっと剥げたようにも感じます・・・(´Д` )
いわゆる「銀マット」の類いですが、表面に銀色シートが貼付けてあるのではなく直接蒸着されている感じです。 ホームセンター等で売られている銀マットは表面がツルツルしていますが、リッジレストでは素材そのものの質感のままアルミ蒸着処理をされている印象です。
マット表面は山と谷のデコボコ構造です。身体から発せられる熱はアルミ面で反射され、この溝部分に暖かい空気の層として留まります。またこのデコボコがクッションの役目をするので適度な柔らかさがあります。
セルの厚みは約12mm、デコボコ面は約15mmです。 僕のはスモールサイズなので51cm×122cmです。だいたい頭からお尻あたりまでの長さです。 登山をするのに荷物を軽くするためにスモールサイズを選びましたが、レギュラーサイズ(頭から足まで)を買えば良かったかなぁと後悔してます。
というのも以前冬山登山をした時に足部分が冷えきってしまい2時間ごとに目が覚めるようなことがありました。 長めを購入して自分用に切って長さ調整するのがいいかもしれないですね☆
クローズドセルマットの良い点は広げた瞬間に使え、万が一破れたとしてもマットとしての性能を損なわないというところです。 丸めたままでもクッションのように座ることが出来るし、まず「壊れる」ということが皆無です。
エアーマットの場合は広げたら空気を入れないとクッション効果が無いし、岩場や砂利の上で広げた場合には穴が空く恐れもあります。エアーマットの中にウレタンスポンジなどが入っているモデルもありますが、膨らませた状態がベストの性能のため、クッション性や断熱性も劣ってしまいますね。
夏山ならともかく、冬山では死活問題です(;´Д`)
それに毎回空気を入れて膨らませたり、片付けの際は空気を抜くという手間も発生します。朝の準備段階においてこの作業ってけっこう時間がかかるんですよね・・・。
それとどうしてもかさばってしまいます。エアーマットであればザックの中にしまえますが、リッジレストでは雨蓋の部分に入れるか、ザック横またはザック下にくくりつけるしかありません。
外側につけると木の枝などに引っ掛けて穴をあけたり破れる心配も出てきます。それでもマットとしての性能は無くならないので安心感があります。どんな状況でも壊れない・壊れにくいというのはアウトドアでの最高のアドバンテージかなって思います☆
これからマットを買おうと思ってるけど何を買えばいいか分からないのであれば「リッジレスト ソーライト レギュラーサイズ」がいいのではないでしょうか。
これさえあればほぼ1年中使えるし、買い直す必要もほぼありません♪
登山・キャンプ以外にも車中泊やお花見、花火大会、ツーリング、自宅で寝転がり用、ヨガマットやトレーニングマットとして使えるし、かなり使い込んでもヘタって使えなくなるということがありません。
似たようなものだからと安い「平らな銀マット」を買うよりもうちょっとお金を出してリッジレストを買う方が長い目でみると経済的です。というのも僕も以前銀マットを愛用していましたが表面の銀色シートが割れてきて見た目も汚らしい感じになるし、素材そのものは柔らかいけど地面に敷くと硬く感じたりして満足いくものではありませんでした。
正直なところレギュラーサイズも新しく購入したい(´∀`)
スモールサイズは子供にあげるとして自分用と嫁用に新しく買いたいなぁ♪
折りたたみタイプの「Z Lite Sol R」もいいなぁ。
丸めるよりパタパタと畳めたらより片付けが簡単。
畳んだ部分は枕にもなるしね☆