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こんばんはヤマナカ(@miapom)です。
ここ数日で一気に仕上げましたよ☆依頼されてたコバ磨き機。
二日前の状態です。木製のプーリーには段ボールを丸めたものを被せて傷つかないようにしてあります。
フレームにモーターを乗せた状態です。ここから上下板を止めるためにフレームに穴あけを行い、配線の取り回しを考慮してスイッチボックスの位置決め、フレーム磨きと塗装の行程です。
スイッチボックスは当初フレーム外に取り付けようと思っていたのですが、それだとコバ磨き機を使わない時(しまっているとき)に突起物が」あると邪魔だろうということでフレーム内に収まる位置で考えます。フレーム上には板が乗るので、万が一スイッチボックス内をバラす時に板を取らないと開けられないのでは面倒なので下方に取り付けることにしました。
スイッチボックス側には穴が2カ所空いているのでフレームとの接続パーツを作成。ボルト部分はスポット溶接でつけています。
このパーツをフレームにMIG溶接で取り付けるだけです。
板の色塗りは水性のステインを刷毛を使って塗っていきます。
底用に買った板材は木の粉末を固めたようなやつ?で、吸い込みがハンパナイです(・∀・)
1度塗った状態。ここから乾かしつつ2回、3回と塗り重ねていきます。
乾かすにも時間がかかるので、この間にフレームの塗装もやっておきます。
塗りにくいフレーム内側から塗っていきます。溶接箇所はどうしても酸化して錆が出てくるのでしっかりスプレーをしておきます。
ラッカータイプであればツヤもあって値段も安いのだけれど、個人的には鉄の黒皮塗装(ツヤ無し)の色が好きなので毎回これを吹いてしまいます。
全ての塗装が終わったら木ネジを使ってフレーム裏側から板を止めていきます。
フレームについている丸棒はこのコバ磨き機を移動させる際の持ち手です。ボンドで付けたばかりなのでまだ白い(笑)
もともとモーターは古いシンガーミシンから取り外したものなので、スイッチボックスを見ると分かりますがかなり年代を感じさせるほどに錆や汚れが見られます。でも僕はこういう「長年使われてきた道具」が好きなのでそのままのルックスを生かしたいと思っています。もちろん配線などは劣化によって不具合起こしたり何かしら危険な場合もあるので補修とプラグコードの引き直しをしています。
テーブルに「ケンタッキーフライドチキンのビスケット」が乗っているような雰囲気・・・(笑)
この円筒形の木製プーリーがモーターの力で回転し、革製品のコバをピカピカに磨いてくれます。
モーター内部のエアブローやボールベアリングの清掃・グリスアップもしてあるのでこれから先も長く使えるでしょう☆
依頼者の井田君は「アトリエマルーン」の代表です。
今日は2番目の娘ちゃんを連れてコバ磨き機の引き取りに来てくれました。
依頼自体はかなり前・・・('A`)遥か遠い昔・・・
フレームはサクサク作れたのにモーターとプーリーの取り付け方法に悩んで時間が過ぎ去りました。
この状態だと台とプーリーが近すぎる(現状では限界)ので、とりあえずこのまま様子を見てもらって場合によってはプーリー位置を数センチ上げようということになりました。
このコバ磨き機なのですが、椅子としても高さがちょうどいいと思います(笑)
高いところに手が届かない時は踏み台として、そして踏み台昇降運動をすることでダイエット効果も期待できちゃう!!
重さも10kg超えてるので持ち上げて筋トレも出来ます。こんなに色々できてコレ一台!!!
この機械が活躍してくれるといいなぁ♪
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