「ほていさん」違いますよ。「ぬのぶくろ」さんです。
僕は小学生のときふとホームセンターで見かけたひとつの袋が欲しくてたまらなくなった。
それがこれ。
たぶん買ってから20年くらい経ってますね。
たかが袋、されど袋
「綿はとっても丈夫なんだ」と父から言われ、このゴワゴワした厚めの綿の袋に興味津々。用途は何も決まってないけどこの袋が「アウトドア感」満載ですごく気に入った。
そうそう、このころはキャンプなんてしたこともなくてホームセンターで買えるキャンプ道具にすごく興味を持ってた時期なんだよね。一度もキャンプなんてやったことなかったからこそ、キャンプ用品が欲しくてたまらなかった。 最初のころは白い生地に茶色い綿の繊維がポツポツ見えるキレイな袋だったんだけど、使っているうちに汚れも目立ってきたので黒の染料を使って染めようとしたんですよ。
その結果がこれです。薄いグレーにしかなりませんでした。しかもさらに落ちない汚れが重なってこの状況。
それにしても20年以上も前の物を今でも使ってるって、すげー物持ち良いですよね僕。折りたたみの焚き火台とアルコールストーブとシェラカップを入れて丁度いいくらいです。
僕はきっと素材が好きなんだな。マテリアル好き。
特に化学繊維より熱に強い綿が好き。 これだけ長いこと使ってればとっくにもとは取れてますね。
さっき嫁とこの袋について話していたら「こんなものに興味を持つなんて理解できない」と言われた。こんなに丈夫な布袋なのに!!(`・ω・´)
でもまぁこれをキッカケに布の袋で水を運べることを学んだり、そういう関係で布バケツというものの存在を知ったり、綿は濡れることで目が詰まり防水性が高まることを知りました。あと綿は乾いている時より濡れた方が強度が高くなるんだよね。きっと目が詰まるからかな。
結局こういう道具を持っていてもキャンプに行くことになったのは十数年後なんだけどね。たったひとつの布袋さんから色々と学ぶことができました♪