おはようございます☆ヤマナカ(@miapom)です。
「ハンドプレスでカシメを使ったら抜けなくなってしまった」ということで取り外したパーツが送られてきました。
ホルダーにガッチリ収まったカシメ打ち ペンチなどで取り外しを試みたけど歯が立たなかったそうです。激戦の痕がうかがえます。
ぴったりとうまい具合にハマってます。
工具ホルダーとして使っている長ナットは内径10mmで、取り付けられたカシメ打ちは直径11mmでした。 ナット内径が10mmといっても中はネジ状なのでちょっと無理に押し込んでしまえば入っちゃうみたいですね。
この辺の改良も考えないとなぁ。
早速取り外そうと渾身の力を込めて引っ張ってみるもビクともしません。
円筒形のものはペンチなどで挟もうと思ってもうまく掴めないし、金属であればひっかかりもしないので取り外しが困難です。
そこであると便利なのが「万力(まんりき)」と「パイプレンチ」です☆
万力で長ナットを固定し、パイプレンチでカシメ打ちをガッチリ掴んで回すことができます♪
写真の赤いものがパイプレンチなのですが、こんなもんで本当に円筒形のものがガッチリ掴めるのか?! 使ったことが無いと不安に思うかもしれませんが、この工具があればほとんどのものを回すことができるスグレモノなんです。
ギザギザの部分に円筒形のものをくわえるのですが、よく見ると奥にいくほど口が狭くなっています。
そしてパイプレンチを赤い矢印の方向に回すことでテコの原理で口の部分が狭まり、対象とするもの(円筒形)をガッチリと掴むことが可能になります。
でも今回、これで「回る」ようにはなったけど回しながら引っ張っても抜けない・・・('A`) そこで活躍(するかもしれない)のがKURE5-56です☆
工具固定用の穴からシュッとひと吹き!!
あら不思議!簡単に抜けました!
最後に傷ついていたカシメ打ちとホルダーを磨き、ホルダー部分は再塗装して完了です♪
クランプ式の万力でも持ってるだけで色々と使えて便利ですが、もししっかりとした作業台などがあるなら机にボルト止めできる万力を装備できるとあらゆる力作業ができてオススメです☆