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「レザークラフト」新型ハンドプレスの試作機を作る。

こんにちはヤマナカ(@miapom)です。

製品化にはもう少し時間がかかりそうですが、ハンドプレスの新型試作機を作りました。

 

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右奥にあるのが現在販売しているハンドプレスで、手前にあるのが新型1号機のプロトタイプです。 大きく違う点は柱からプレスをする部分が離れていることで、これによって作業性の向上をはかりたいと思っています。

 

柱部分から距離が遠くなると柱そのものへの力も大きくかかるため、現在のL字アングル2本よりも強そうなC型に変更してみました。

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後ろから見た感じはこうなります。C型はサイズこそ大きいもののスカスカ感が気になるところ・・。

 

そして今回は「クランプで机に固定して使う」のを想定して、薄めの鋼材をベースとして使ってみました。 これまでのハンドプレスはテーブル等に「置いて使う」ことを前提に考え(クランプで固定するとより使いやすいです)、ベース板にさらにもう一枚鋼材を重ねて溶接しています。

 

置いて使うのである程度の「重み」が必要なため重ねていましたが、クランプで固定することを前提にすれば少ない材料で作れるし、「持ち運び時の計量化もできるかな?」ってことで薄めのを1枚で製作。

 

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C型鋼材は溶接面積も広いので見事に歪みがでました。

思っていたものを形にしていく段階で「気づきのポイント」が見えてきますね☆ 歪まないように溶接をすることも大切だし、もしかしたらC型鋼材が悪いのか、ベースが薄すぎるのか・・・。 ちょっとゆがみを直そうと思い、ベースごと万力に挟んで逆方向に力をかけます。

 

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うりゃ~~~!! 金属の塊をはさみ、プレスしていくとグインとどこかが曲がります。 明らかにプレスの圧力にベースが負けている。それだけじゃなく、柱のC型部分も圧力に負けているもよう。

 

 

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このようにC型が外に開く方向に力がかかってしまいます。 これは明らかに材料の選択ミス。そんなこんなをしながら試作2号機を作成。 材料の変更、仕様を少し変えて作り直しです。

 

 

今までのものより奥行きがあるのでミシンの要領で奥がわに革を動かすこともできるし、大きな革の中央部分にポンチやカシメ作業もしやすくなりました。問題は強度の面と細かい部分(使っている塗装や細かい部品)。

 

そこでさっそくこの2号プロトタイプを持って友人(井田君)のアトリエマルーンに遊びに行ってきました。

 

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手前にあるのはハンドプレスの原型になった初号機。そして銀色の方は新2号機プロトタイプ。 なぜシルバーかというととりあえず試作だってわかるようにするためで、製品版は黒くなります。 実際の現場で使い勝手や強度を試してもらい、フィードバックをもらってさらに改良を進めていきます♪

 

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ちなみに一番最初のテストは30mmのポンチ打ち。

30mmポンチのホルダーは作成していないので革の上にポンチを立てて置き、上から圧力をかけて抜きます。 このサイズのポンチをハンマーで叩くとなるとかなりの音を我慢しなくてはいけませんが、ハンドプレスでは騒音をきにせず「ザクッ」と抜くことが可能です☆

 

これも問題なくクリア!かなりの剛性感が出ている感じ☆ 後は使って行く中で良いところと悪いところを見てもらい、商品化へと進めて行きます♪ 2号機ハンドプレス、もうしばらくお待ちください☆