黒いぜ!!オピネルナイフの黒錆加工(後編)「そして組み立て」

こんにちはヤマナカ(@miapom)です。

前回はオピネルの部品をバラすところまでやりました。

 

今回は黒サビ加工と組み立てまでいきたいと思います☆

 

完成後の美しさは磨きで決まる!!

分解する前に気がついておけばよかったのですが、黒錆加工後に刃研ぎをするとその部分だけ黒サビが取れてしまうので前もって刃を研いでおくようにしましょう。

そしてなにより、黒サビがキレイに乗るようにするには表面がキレイであることが重要です。僕はグラインダーステンレスのワイヤーブラシをセットして、せっせと磨きました。

 

勢いあまって押し付けすぎて刃が巻き込まれ吹き飛んでいきましたよ!!

焦って写真を撮り忘れましたが、刃が潰れてしまいました('A`)

グラインダー作業は気をつけましょう。

 

刃がついたら表面をサンドペーパーなどで磨き、赤錆などがあればしっかり落とします。

320番のサンドペーパーで磨いていきます。凝る人ならさらに600番、1000番と番手を上げていきピッカピカにすることでしょう。でも僕はやりません。面倒だもの。

 

だいたい磨ければそれでOK、あまりにキレイになったらもったいなくて使えなくなります。

「使わないナイフはただの鉄だ!」とは、ある偉大なブロガーの残した名言です。

 

 

黒錆加工の前にしっかりと洗い脱脂をしておきましょう。シリコンオフというケミカルを使ったり、アルコールを使って脱脂する方法もあります。とりあえず家庭用洗剤を使って良くあらっておきました。

 

 

黒錆加工をするには紅茶お酢が必要です。紅茶のティーバッグ・・・うちにはキャラメルフレーバーのルイボスティーしかありませんでした。これでできるかな?

 

濃いめに煮出そうと思い3パック投入。

 

紅茶7:お酢3の割合で混ぜ合わせます。

 

 

 

甘い香りのルイボスティーにお酢の酸っぱい香り・・・臭ぇ!

 

 

針金にナイフの刃を引っ掛けて紅茶に入れます。お酢を入れたせいか紅茶が分解されてるようだけど・・・うまくいくかな。

 

 

しばらく入れておいたら細かい泡が出て来たので化学反応が進んでいるようです。

このまま1時間ほどつけておきましたが、実際にはそんなに長い時間やらなくても大丈夫そうです。

 

おー!キレイに真っ黒♪

 

研磨ムラがあったので光の加減によって白っぽく見えますが全体的に黒サビが乗ってます。

分解した方法と逆の手順で組み立てれば完成です♪

 

これも忘れずやっておこう。削った柄に水分がしみ込むと膨張して刃の出し入れがしにくくなるので、オリーブオイルを染込ませておきます。とりあえずこのまま1日放置して無事完成しました☆