ソフビのウィーゴは丈夫なところが好き!
メカトロウィーゴというと1/35スケールが人気です。
細かくよくできているのですが、細かいからこそパーツ数も多く持ち歩きに気を使います。
ソフビのウィーゴは形こそウィーゴですがパーツ数は全6個!!
落とそうがぶん投げようが分解することは皆無!
悪魔的丈夫さ!!
僕が持っているのは以前メカトロウィーゴのイベントで購入した銀ラメのソフビのウィーゴです。
口のところに穴があって、ソフビでありながら実は貯金箱だったりもします(笑)
可動箇所は両腕と両足で全体のディティールが分かりやすいようにマジックで墨入れをしてます。
これはこれで好きなのですが、単色というのはちょっと寂しい。
一部だけ塗装してみようかなーと思ってたのですが、最近はウェザリングにハマっていることもありこれをベースに錆びたウィーゴに塗り替えていこうと思います。
アクリル絵具で塗っていく!!
まずは黒で全体を塗っていきます。ソフビだと塗装を弾きやすいので塗装を乗せるための下地のような感じです。
一通り塗れたらしっかり乾燥させます。
ソフビのウィーゴもなかなか大きいのですが、1/12スケールのメカトロウィーゴも持ってます。実はこいつも塗ってみたかったのですがまだちょっと抵抗がある・・・ので今回はソフビのウィーゴに白羽の矢が立ちました(笑)
下地の塗装が乾いたら色塗り・・・と思ったのですが、本体に傷を入れていきます。
プラモデルなどでウェザリングを行う場合、カッターなどで傷を入れたりしてサビや塗装の傷、剥がれなどを再現しているのを思い出しました。
カッターや千枚通しなど先が鋭利なもので全体に傷を入れ、えぐったり刺したりして経年による劣化をイメージしながら傷つけていきます。
プラモデルと違ってソフトビニールなのでちょっとやったくらいだとなかなか傷がつかないですね。アクリル絵具だと小さな傷などは埋もれてしまいそうなのでちょっと大胆に傷入れを行いました。
傷を入れる際には闇雲に傷つけるのではなく、ウィーゴが実際のロボットだったらどこが傷つくだろう?と考えながらやっていきます。
各パーツが外れるとしたらここはどんな風に傷がつくだろう?と空想に浸りながらの作業です。楽しいですねぇ(笑)
傷入れが終わったら全体をざっくりと塗装していきます。
筆を使うとのっぺりした感じに、スポンジを使うとモワッとした感じになります。え?何を言ってるかわからない?なんとなくイメージのお話です。
35メカトロウィーゴではシルバーだったパーツは色落ちしたまま錆び塗装を始めてしまったので銀色部分が全くない状態になってしまいました。今回はそれを踏まえて先にシルバーを塗っておきました。
赤・黄を使ってオレンジの濃淡を使い「赤サビ」を塗っていきます。
オレンジっぽい赤サビは錆びの初期に出やすく、雨などの水によって広がっていきますね。それをイメージしながら溝部分に流れ込んだ水によって赤サビが発生したと仮定して色を溝に流していきます。
赤サビは全体的に出て、もっと酷くなると茶色い錆びに、そしてもっといくと黒っぽい錆びに・・・という感じで色を重ねていきます。
ウェザリングって楽しくてついやりすぎてしまうってよく聞く話なんですよね。
だから程々でやめなくてはいけない。
で、やりすぎちゃったのがコチラ
ボディとか青に塗った意味!!!(爆)
ちなみに目の部分とテールランプ部分はUVレジンを流してレンズ感を出してみました。この時はまだ艶消しトップコートを吹く前なのでテカテカしてますが、実際にはくすんだレンズのようになってます。
オレンジっぽい赤サビ・・・ほとんど消えちゃってますね(爆)
赤サビ・茶サビ・黒サビで古いロボットっぽさを演出してます。
塗装の隙間から浮き出る錆び、塗装が剥がれて見えてる錆び、塗料の経年劣化やオイルによる汚れ・・・そんな感じをイメージしつつ塗ってます。
工場の隅に使われなくなってホコリをかぶってしまっている機械のような・・・。
今回の塗装で一番お気に入りの部分がこのアーム部分です。
古い機械のような雰囲気が出せたんじゃないかなっ!!
シルバーを塗ってから錆び塗装した部分も好みの感じに、脚部のふくらはぎ部分?は工場の柱のように何度も塗装されては汚れていってる感じが表現できました。
表面のざらつき感も錆が浮いている感じで気に入っています。
錆びによって塗装が浮いてきている感じ、塗装の傷から錆が発生している感じ、擦れて塗装が落ちてそこから錆が出てきちゃった感じ。
元が銀色のピカピカラメソフビと思えないくらいガッツリ塗りました(笑)
青いボディの色を残しつつ・・・のつもりが、ボディカラーわからなくなるくらいまで錆びさせてしまったのは今回の反省点です。
もう少しナチュラルに、ライトに錆びさせたいですね。
これら動画や写真を撮り終わってから艶消しトップコートを吹きました。
レジンを使った目やテールライト部分のテカテカもおさまり、古いロボット感が出てきたかと思います。
塗装って楽しいなぁ♪
興味ある人は是非ともチャレンジしてみてね!