今から10年くらい前かな。ホームセンターで売っていた「骨伝導ヘッドホン」に興味津々だった父親。
新し物好きというかちょっと珍しいものが好きで、買おうかどうか相当気にし迷ったいたみたい。
ただ僕は当時にオーディオにすごく凝っていて、イヤホンで音楽とかヘッドホンは「音こそすべて!」だと思い込んでいた。
だから骨伝導ヘッドホンに対しては「音が良いわけでもないのにただ高いだけのモノ」というイメージしかわかなかった。
それから10年の歳月が経ち「周りの音を聞きつつ、音楽とか聞けたらいいなぁ」と思って浮かんできたのが骨伝導ヘッドホンだった。
Amazonで物色しつつ、値段が手頃でBluetoothではないもの(iPodでも使いたいため)のものを探してこれを買うことに決めた。
骨伝導ヘッドホンにもざっくりと3種類くらいあって、
- Bluetoothのもの
- Bluetoothではないものでアンプあり
- Bluetoothではないものでアンプ無し
僕は2のタイプを購入しました。
Bluetoothではないものは、3.5mmのステレオミニジャックです。
骨伝導ヘッドホンの場合、振動板を動かすことで骨に振動を伝えて音が聞こえてくる仕組みです。アンプ無しの場合は値段も安い安くなりますが出力が小さいため聞こえてくる頭かなり小さいとAmazonレビューでも書いてありました。
骨伝導ヘッドホンの場合はこめかみあたりに振動板を当てる仕組みになっています。
ヘッドホンを選ぶポイントにしたのは「メガネを装着していても使えるかどうか?」です。
今回買ったこれは先に骨伝導ヘッドホンをつけてからメガネをかけることで問題なく使用することができました。
骨伝導ヘッドホンは骨に後を伝えるから音漏れしないかというと・・・そんなことはありません、盛大に音漏れします。
普通のヘッドホンやイヤホンだと振動板が空気を振動させて耳に音を伝えますが、骨伝導ヘッドホンはこめかみに当てるもののそれ自体が振動をすることで空気も振動させるため普通に聞こえてきます。
音質はいいか?
普通のヘッドホンやイヤホンに比べると音質は良くないです。まず聞こえ方が違う。身体を伝わって音が聞こえるのでどうしてもこもった感じの音になります。
それでもメーカーによって音質の差はあるようなので、聴き比べられる環境があるなら試聴してみるのがいいかもしれません。
骨伝導ヘッドホンの利点は?
- ヘッドホンから音が聞こえるけど耳は塞いでいないので外の音が聞こえる。
- 鼓膜を使って聞くわけではないので耳が疲れない(と言われているらしい)
ヘッドホンやイヤホンは耳を覆ったり、耳をふさぐことで音楽を聴いてたのしむアイテムです。そのため周りの後を聴くことができないのでスポーツをしたり自転車に乗ったり車の中運転をするときなど危険でもあります。
どんなに小さな音で聞いてたとしても、イヤホンやヘッドホンそのものが耳をふさいでいます。だから周囲の後が聞きにくいのですね。
それが骨伝導であれば耳をふさぐことがないので、自動車の運転中でもランニングをしている時でも使用することができます。
今回買った骨伝導ヘッドホンはiPhoneなどを使用中に通話もできるので自転車に運転中でも音質の聞きつつ電話に出る事も可能ですね!
音質を求めて買うものではなく、使用用途によって使われる意義のあるアイテムです。
もうしばらく使ってみてから再度レビューしてみようと思います。