1月に入社した今の会社(溶接業)も、気がつけばもうすぐ半年になります。毎日1時間の通勤(往復2時間!)ですが特に苦もなく楽しく活動してます。
今週の月曜日からは新しい社員さんが加わりました。50代半ばの方ですが別の会社で同じく溶接をしていたそうで、これから忙しくなる(らしい)ので心強い助っ人です☆
月曜の初日は材料の穴あけと面取りをやってもらいました。一日中立ち仕事で「足が痛いね〜」なんて言っていましたが機械の扱いは慣れているようで、安心して任せることができました。さすがに初日からロボットなどを任せるわけにはいかないので最初のうちは雑用のようなお仕事になってしまうのは仕方がないですね。
火曜日は前日の続きとグラインダーの取り扱いなど。自分が担当してたわけではないのでどの程度できてたかは不明です。その他にトラックに乗って納品にも行ってもらいました。さすがにいきなり一人で行くのは無理なので、他の社員の方と二人で行ったようです。
そして今日、三日目の水曜日。
おじさん辞めました。(°Д°)・・・
三日目で辞めるとかびっくりなんですけどー!
でもまぁ、本当にひどい場合だと午前中仕事して昼終わったらいなくなってたなんてこともあったようなので、それから比べたらマシなほう?なのかもしれません。
うちの会社は社員さんどうしの仲も良いので人間関係は良い方だと思っています。仕事自体は自動車部品の溶接業で重い荷物を運んだり、溶接による煙だとか、火花だとか、それでいて気を使うような細かい作業もあったりするので体力的に大変な部分もあります。
実際に「やってみたら思ってたのと違かった」なんてこともありますしね。ある程度なれるまでは自分がやりたい仕事だってできないし、自分がやりたくない仕事だってやらされるかもしれないし、それこそ一度もやったことないことにだってチャレンジしなきゃいけないこともあります。
何も知らずわからずに連れてこられて、「じゃあこれやっておいてね!」なんて言われたら逃げ出したくなることも分からなくはないですが、工場の見学して、あれこれ質問して、面接して社長とも話して、それで採用されたのにすぐに辞めちゃうっていうのは何なのだろう。
気になる点があるなら面接の時点で確認しておくとか、見学して「うわぁこれ無理だわぁ」と思ったらそれ以上に話が進む前に断るとかしたほうがお互い良いと思うんですよね。全てが未経験の高校生がアルバイトで来たっていうならまだ分かります。でも50代半ばで今まで色々経験してきたであろう人がこのような行動をするのがイマイチよくわかりません。
しかしよくよく考えてみれば、同じく辞めてしまうなら遅いよりは早いほうが良いのかもしれません。教える労力や時間もかけずに済みますからね。
このおじさんが入ってくる前にももう一人採用された人がいるのですが、その人は「来週の月曜日から来てください」と言ったのに・・・
来ませんでした。(ある意味清い!!)
と言っても、僕自身が新卒で入社した会社は2年ほどでやめているので大口は叩けないですね。大卒の新入社員にはそれ相当のお金を投資して「社員教育」を行っていると聞きます。ホテルを2週間借りきって「社員教育のコンサルタント」をつけるってだけでも相当お金かかってますよね。その他にも工場内での座学を行って、仕事もしていないのに給料は出るしわずかながらのボーナスもありました。
こーんなにお金かけてるのに辞めちゃうって「アホか!!」「入る前に辞めろや!」「金かかるやろが!!」って僕でも思います。(´・ω・`)ごめんなさい。
やってみて初めて分かること、やってみたら想像と全然違ったこと、こういうことって誰にでもありますね。むしろその状況になったからこそ気づくことの方が多いかもしれません。僕はおじさんを責めることはできません。僕だって同じように多くの人に迷惑をかけてしまってます。
適材適所という言葉がありますが、たまたまその場所に適さなかっただけなんですね。だからこのおじさんも別な場所に行ったら力を発揮できる場があるかもしれませんし、さらにおじさんの能力を開花させる仕事が見つかるかもしれません。
とりあえずこれから仕事も忙しくなってくるので、新しい社員さんが見つかることを願ってます!(・∀・)