来年の1月に友人が会社を辞めるということで、退職に関する心の変化や会社に対する思いなどをブログに書き綴っています。
辞める直前ってすごく思いめぐらす時期でもあるので自分自身の過去を思い出します。↓↓↓
会社辞めて一旦ニートになります 〜32歳サラリーマンが適当に綴る日記〜
僕は大学の就職活動の時にこれといった夢や目標も無かったので、「とりあえず実家の自動車関係の仕事以外のことがやりたい」という後ろ向きな理由で就職活動をしていました。
簡単に言ってしまえば自動車関連でなければ何でもよかった。大学には教員免許を取る目的があったけれど、4年生の時の教育実習で「高校生と接する仕事は無理だ!」と思って県の採用試験は一応うけたけれど、やるつもりはありませんでした。
やりたい仕事というものが見つからなかったので、とりあえず名前だけで企業を選んでエントリーしていました。エプソンとかケンウッドとかそういうところは書類審査で落とされるので、今度は一部上場企業ばかりを選び、「安定した会社」というのを選ぶようにしていました。やりたいことなんてとくに無いので、普通に働いてそこそこ稼げる職業を探していました。今思えばなんてつまらない学生なんでしょ!
仕事なんてとりあえずやってみないと分からない
そうやってなんとなく入ったのが一部上場企業の段ボール会社でした。最初は本社採用だと(勝手に)思ってたんですけどね、大阪工場勤務となりました。
最初は頑張って上を目指そうと努力してましたが、思いとは裏腹に出来ない自分がいる。「こんな仕事はしたくない」「自分に合った仕事を与えてくれない」「こんな上司は嫌だ」「自分には他にやりたいことがある」など、とりあえず現実を受け入れたくないような気持ちになっていきました。
毎日のように手帳に不満を書きなぐり、自分が上司ならこうする、自分があの部署にいったらこうするといったことを書き綴っていました。そういう気持ちはたくさん出てくるのに、自分の持ち場ではまったく成果を出せない毎日。
ラインオペレーターなので数人が力をあわせて製品を作っていきます。そこで自分がミスをすると機械全体が止まります。1回〜2回ならおおめに見てくれますが、3回、4回と重ねるうちに罵声を浴びせられるようになります。そりゃあそうですよね、僕ではなく他の人が同じようなミスを何度も重ねていれば怒りたくもなります。
失敗する→怒られる→萎縮する→更なるミス→怒られる
もうね、負の連鎖ですよ。怒られ、怒鳴られることはあっても殴られるってことありますか?自分の親ほどの人が目の前で上司にぶん投げられるの見たことありますか?
僕はあります。大阪はカオスです(笑)
でも明けない夜はないって毎日のように自分に言い聞かせていましたね。
現場の仕事に入って半年もしないうちに「辞めたい」って上司に伝えました。なんだかんだ言われたりで辞められませんでしたけど。一応会社のほうで気をきかせてくれて部署移動となりましたが、辞めたいという気持ちは変わらず約2年で退職することとなりました。
色々ね、考えました。「とりあえず3年働け」と意味も分からず言われることに反感を覚え、2年はたらけば十分だと自分に言い聞かせてました。3年で学ぶところを自分は2年で学んだんだこのやろー!とすら思ってました(笑)
辞める理由は嘘でもいい
何で辞めたいかとか辞める理由もあれこれ考えたりしてましたが、結局のところ「そこがイヤだから」というのが大きかったと思います。「何もかも疲れきってイヤになってしまった」と言う方が正しいかもしれません。その当時読んだ本でも「採用試験で嘘をつくことはいけないが、辞める理由は嘘でもいい」と書いてありました。何と心強い!!
そしてもちろん親にも相談。何と言われるか不安であったけれど、父の口からでたのはこんな一言。
「仕事なんて何回か転職したっていい。そのうち自分に合った仕事がみつかる」
最初から自分に合った仕事なんてそうそう見つからない。やりたい仕事なんてやってみないと分からない。やりたい仕事のある企業に入ったからといってやれるかどうかは分からない。
だからとりあえず、興味をもったら飛び込んでみたらいいんじゃないかなってこと。やってみてどうしてもダメだったときは新しい別の道を探してもいいんだよってこと。あれこれやってるうちにパズルのピースがピタっとはまるように自分の居場所がみつかるってことですよ。
そのためにはあーでもない、こうでもないと色んなピースに当てはめていく時期も大切。
経験から学ぶことは多いですからね☆
今日のナルホド!!
厳しい状況を乗り越えなくても、通過していくだけで人は強くなれる。
(・ω・)/なんくるないさー!