三年前の汚し塗装はこんなのだった。
メカトロウィーゴを知り、自分なりに出来る限りを尽くした当時の汚し塗装がこちら。
沼から陸揚げされたカッパか・・・・というような雰囲気。
ネットで見かけるロボットのカッコいい汚れ方ではなく、洗っていない車が排ガスや雨で汚れ色あせてしまったかのような・・。
これでも頑張って全バラシをして紙やすりで傷をつけ、塗装を削り、ガンダムマーカーで汚してみた仕様。
今回はこいつをアクリル絵具を使って「ちゃんと」汚してみようと思います。
塗装にあたってバラす必要がある部分は外していきます。
こんなところに連邦軍のパイロット乗ってた。入れたまま忘れてました(笑)
イメージとしては「全体的に錆だらけの古いロボット」という感じで塗ってみようと思います。
使った色はアクリル絵具の茶・黒・赤・黄の4色。それらをチョイチョイ混ぜながら塗っていきました。
完成!使い込まれたロボット!というより放置されて朽ちそうウィーゴ
お腹部分はウィーゴの生みの親である小林さんのサインがあるのでそれが消えないように注意しました。
部品の継ぎ目や擦れそうな位置にあるパーツなどは塗装が剥がれて錆びが酷い感じで塗ってます。
背中のエンジン排気部分?は煤汚れの感じで濃いめに汚してます。
ハッチ部分、肩の部分の丸いパーツなどは塗料を厚めに塗り、錆びてザラザラしている質感を表しました。
Twitterで「ウィーゴの背中のテールランプ部分をガラスっぽい雰囲気にするにはどうしたらいいのだろう」というツイートを見かけ、レジンを使ったらできるんじゃないかな?と思い自分で試してみることにしました。
使ったのは100円ショップ「ダイソー」のUVレジンです。紫外線によって硬化するレジン液です。
左側のレンズ部分にレジンを盛って硬化させてみました。
なんとなくレンズ感が出てるんではないでしょうか。
UVレジンはブラックライトなどがあればすぐに硬化させることができるので造形にプラスαの表現をしたいときに使えそう!いい実験になりました。
元々のウィーゴの塗装を落としすぎてしまったため、今回は全体的にサビサビなウィーゴとなってしまいました。
頭のハッチ部分、肩の丸いパーツなどは本来はシルバーなのですが紙やすりで擦ってしまい元の色が全くない状態だったので金属感を出した塗装ができませんでした。
一度シルバーなどで塗ってから汚しをしても良かったかもしれません。
あと、錆びてペイントが浮いたり剥がれている表現をするために表面にもっと深めの傷を入れてみても良かったかも。
錆びてる色合いは表現できたものの、表面が滑らかでリアルなサビ感、朽ちてる感が出せなかったので次の課題にしたいと思います。