マタギナガサ(フクロナガサ)の柄を革巻きカスタム!防寒、滑り止め、何よりカッコイイ!

叉鬼山刀の実用と見た目向上のおすすめカスタム

僕の愛するアウトドアギヤのひとつ、西根打刃物製作所の「叉鬼山刀(マタギナガサ)7寸」です。

何かの雑誌でマタギ(東北の「狩猟を専業とする」者、猟師)がこのナイフ(というより剣鉈)と猟銃を持って雪山に熊を撃ちにいくというのを読みました。

この鉈で藪を払い、雪をかき、熊を仕留める際に用いたと言われています。また、猟銃がうまく当たらず熊に襲われた際の護身用とも言われてます。

このマタギナガサは刃から持ち手まで全て金属でできています。柄の部分は筒状(フクロ状)になっていることからフクロナガサと呼ばれます。

熊を仕留める際にはこの筒状の部分に木の枝を差し込み槍のように扱います。

これとは別に持ち手が木材でできているマタギナガサもあります。僕は「マタギが使ってた」というストーリーに惚れてフクロナガサを購入しました。

ただ、このマタギナガサには欠点があります。

冬・・・メッチャ冷たいんです。全部鉄ですからね。グローブして扱えば問題はありませんが、いつでもグローブをしているわけではありません。ちょっと使いたい時にあまりの冷たさに躊躇してしまう。

そこで素手で握っても冷たくならないよう革を巻いてカスタムしよう!っていうのが今回の目的です。

型紙を作成して革を切る

マタギナガサの持ち手は下に行くほど太くなっているテーパー状です。それなので紙を本体に巻いて型紙を作成しました。

柄の下部分(太くなっている場所)にはフクロ部分に刺した木が抜けないように釘を打つ穴がありますのでそれを塞がない長さで作ります。

革は色や厚さや手触りを確認しながら選びましょう。厚いものを使えば柄も太くなるし、素材の加工具合によって手触りもだいぶ変わります。

僕はこの青いような緑色のようなコレが気に入りました。適度な厚さで柔らかさもあり、握った時にしっかり掴める感じがします。

革の表か裏か

型紙に合わせて裁断をしたら実際に巻きながら様子を見ます。色合いはどうか、握った時の感触はどうか、滑りやすさはどうか。

ただ僕は猟師ではありませんし、これで実際に熊と戦うこともほぼ無いと思われますので、極端に使いにくくならなければ何でもいいと思います(笑)

革の裏面の方が表面がザラザラしているので滑りにくそうです。ただ、色がちょっと鮮やかなブルーですね。グリーンぽい表面の方が個人的に色合いが好みです。

ってことで裏面か表面かが決まったらヒシメ打ちで縫うところに穴を開けていきます。

気合いで縫え

あとはレザークラフト用の針と糸で縫い上げていきます。革を巻いた部分が鞘とぶつからないか一応確認しておきます。縫ってから鞘に入らないんじゃ悲しいですからね。

この場所は指で触れる部分なので万が一糸がする切れてもすぐに取れないよう二重にして縫いました。

革の色といいカラフルな糸といい、「マタギ」からかけ離れるくらいファンキーな感じでお気に入りです♪

ちょっと残念なのは中央部分の革の長さが足りずに中が見えちゃっているところですね・・・。

もう少し早く気づけば水で革を伸ばすなりして合わせられたかもしれません(笑)

始まりと終わりの糸をピョロっと伸ばしているのは飾りです。

鞘に収めた感じもなかなか良いです。地味で実用一辺倒!みたいな道具にカラフルな色が入ることで身近な存在になった気がします♪

ここで気がついたのは鞘に付いている革ベルトなのですが、柄が太くなったことで今までの位置でボタンを止めることができなくなりました。

抜けないようにボタンをするにはベルトを刃に近い方に寄せなくては行けないのですが、そうするとロックをかけた状態でも鞘から刃が出てきてしまいます。

ここも今後のカスタムポイントです。

仕上がり

僕は右利きですが写真撮影のために左手で持っています。

まず持った瞬間に温かみを感じるようになりました。金属のヒヤッとした感じもなく、寒い時期でも素手で持ちやすくなりました。

また素手で握ってもしっかり握れるし、手袋をしても太すぎないくらいで持ちやすいです。

ちょっとした太さの違いで力の入り加減も変わってくるので色なんかより革の厚さに気を配った方が良いですね。

僕のはたまたま良い感じの厚さだったということですね。

滑りやすさに関してもグリップ性がかなり向上しました。

革を巻く前の状態だと表面はツルツルしていますし、夏場で手に汗を書いた時などは強く振り下ろした際にすっぽ抜けそうにもなります。

枝払いなどで手に衝撃が来る際も革の柔らかさがあるのでクッションになってくれますし、疲労感も下げられますね♪

まとめ

今回の革巻きカスタムは素材によりますが1000円くらい(それ以下かも)の費用でできるお手軽カスタムでした。

革と針と糸さえあれば誰でも簡単にできます。ヒシメ打ちがなくても先の尖ったピックなどでもできちゃいますね。

柄の色が変わるだけでナイフそのものの見た目も変わってくるし、夏は滑りにくく冬は冷たくないという一石三鳥です♪

マタギナガサでこんなカスタムしてるよーっていうのがあったら是非とも教えてください♪