ただ開け閉めが心地よくて、ずっとカチカチ遊んでしまうナイフ
折りたたみ式のナイフ(フォールディングナイフ)といえばバネが硬くて開くのが大変なイメージ。
というか、今まで手にしたフォールディングナイフはそういうものしかなかった。
ネットでいろんなナイフを見てると片手でカチッと開けてる人もいる。
いやいやいや、どんだけ指の力強いのよ!
親指で弾いたくらいで開くわけないだろうって思ってたよね。
ただ、1万円くらいするような高いお値段のナイフなら片手で開けられるようなものもあるだろう。
そうやって色々調べてる中で気になったのがケーバー ドージア。
折りたたみ式のナイフでよく使うのはビクトリノックスなどのスイスアーミーナイフ。あとはオピネルとかかな。オピネルなんてバネすら入ってないけど、これらは両手で開くのが前提になってるね。
このナイフの場合、サムスタッドという突起がナイフのブレードに取り付けてある。
その部分に親指をひっかけることで片手でブレードを開くことができるわけ。
写真では指先で押し出すようにゆっくりと開いているけど、ブレードを固定しているネジを気持ち緩めてあげることで指先で弾くようにパチンッと刃先を出すことも可能。
(下に載せた動画のやつをやるとさらに気持ち良く開けられる)
これがね、めっちゃキモチイイ!
ハンドスピナーを回すような手遊び感覚で、開いたり閉じたりをつい繰り返してしまう。
買った状態でも一応片手で開けられる。でも指先でパチンと言うよりは、親指でグイッと開く感じ。以下の動画のように手を加えることで、そりゃあもう気持ち良いくらいカツーン!と開くことができるよ!まぁやるなら自己責任でよろしくね!
ちなみにこのナイフは切れ味がどうだとか、フィールドでどうだとか、耐久性がどうだとかそんなのを語るようなナイフじゃない。四六時中触っていたくなるナイフ。意味もなく片手で開いたり閉じたりしたくなるナイフ。そんでもって生活の中で何かしらに使いたくなり、とりあえずAmazonから届いたものを開けるための箱開けのナイフ。
外に持ち出して開いたり閉じたりしてたら通報されちゃうだろうから気をつけて。
家の中でポケットに入れておき、気になったら片手でパチンパチンと遊んでみたくなり、せっかくナイフ出したのだからその辺の段ボールでも解体しとくか!って片付けがはかどってしまうナイフ。
刃をギンギンに研ぎすまさなくていい。ガムテープなどが適度に切れて、段ボールをザクザク切れる程度にメンテナンスしてあればいい。
気が向いたらリンゴの皮剥きでもやってみたらいいし、せっかくならキッチンで調理に使ってもいい。使うため、道具としてのナイフとしていつも(家の中で)持ち歩きたくなるナイフ。それがケーバードージア。
でも、フォールディングハンターという名前なのだからそのうち自分で獲った獲物を捌く時には是非とも使いたい。とりあえずそれまでは段ボール捌きまくって、片手でカチンカチンと開閉してたい。