今年いっぱいで家業の方を廃業とするため、11月、12月とちょっと忙しくなってますがホエーブスのメンテナンス工具もチョイチョイですが進めております。
遅くなって申し訳ないです(;´Д`)
10mmボルトにM6のネジを締め込んでそれが緩まないようにどう固定しようかずっと悩んでおりました。
最初はTIG溶接で点付けしようと思ったけど穴が小さすぎてうまくいかない。
火炎ロウ付けを試してみるも、M10ボルト側にロウが流れてしまう。
MIG溶接でやると膨らみができてナットに引っかかる・・・。そもそも穴をあける時点でバリも発生してしまいネジに引っかかりができるのがイヤで、何か良い方法はないかと探していました。
瞬間接着剤?ボンド?金属パテ?ハンダ付けとかどうだろう?色々と考えてみました。
ちゃんとした専用品があった!永久固定のロックタイト
別の用事でフラフラとホームセンターを歩き回っていたら、ふと目に飛び込んできたロックタイト。ロックタイトといえば「ネジゆるみ防止剤」として一応知っていました。
「LOCKTITE THREADLOCKER271」
よくバイクなどのエンジンを組上げる際に使われます。
振動でネジが緩んだりするのを防ぐ目的で使われます。
ゆるみ防止なのであくまでも「ゆるまないようにするため」の薬剤ですね。
なんとなく手に取って裏面を見てみました。
ゆるみ防止ってだけじゃあ頼りない感じだなぁ・・・。
「ん?取り外し不可??271ってやつは取り外し不可なの?」
なにこれ!取り外しをしない目的で固定するためのロックタイトってあるんだ☆
さっそく買って試してみました。
M6のヘキサゴンボルトと実際に使うM6プラスネジ。
完全硬化まで24時間おき、それぞれを実際に外してみます。
パッケージ裏のデータはM10の計測値ですし、うちに計測できる機械など無いのですが、プラスネジを外そうとしたところネジの頭がナメてしまうくらい強力に固定されているのでこれを使おうと決めました。
ヘキサゴンボルトの方もかなりがっちり固定されてますが、6角レンチは強い力がかけられるので外すことも可能でした。こっちは塗布量も少なめだったかも。
引き抜き工具の進捗状況
ホエーブスのバルブ引き抜き工具に使う部品はまだまだ下処理の段階です。
本日は溶接のためのボルトとナットのメッキをワイヤーブラシで落とす作業を進めました。
メッキや塗装がされているものを溶接する場合うまく電気が流れず接合ができません。そのためひとつずつブラシで磨いていくことが大切です。
接合する角パイプ側にも塗装がしてあるため全て磨いていきます。
角パイプにナットを点付けします。これは仮付けなのでまた後日、MIG溶接で二カ所本付けします。
まだ他のアイテムも途中までだからどんどん進めていかないといけないなぁ。
頑張ろ・・。
今日のナルホド!!
問題解決の糸口は、つねに意識してることで見いだせる☆
(まぁ無意識でも深層心理に植え付けられたらふと出てきたりするんだけどね)