寒くなる前にヒーターアタッチメント考察
最近は工場がとても寒く、工場内を手軽に持ち運べるストーブとしてコールマン508Aとヒーターアタッチメントの組み合わせでよく使っています。
コールマンの508Aガソリンストーブで使っているヒーターアタッチメントを、この前手に入れたPSSA型コンロで使えるのかとふと気になって調べてみました。
すると、そもそもこのヒーターアタッチメントはガスバーナーで使ってはいけないようなんですね。
というのもヒーターアタッチメントを使うことでバーナー下のガス缶が輻射熱で熱せられとても危険とのこと。そもそもコールマンのガソリンバーナー専用にできているのでそういう使い方はオススメできないですよね。
PSSA型コンロでテスト
あくまでもテストということで自己責任で行ってみます。
だからマネはしないようにね☆
PSSA型コンロは十字形のゴトクなのですが何の問題も無くスポッと装着できます。
ただバーナーサイズがコールマン508Aよりもふた周りくらい小さいのであまり効率よく赤熱できないかなー。
火力を強にすると良い感じで赤熱し、温かさが広がります☆
むしろ熱いくらい。
このままヒーターアタッチメントの上で調理も出来そうですね。
他のガスバーナーと違ってPSSA型コンロはバーナー下に緑色の大きな風防を備えているのでそれが遮熱板の働きもするためガス缶への輻射熱の影響も少なそうです。
そうは言っても空気穴があいてますからね、その部分はどうしても熱が下に伝わります。
5分以上付けっ放しの状態で触ってみると、触れなくはないけどかなり熱くなってました。
これからの寒い時期を考えるとガス缶内の気化冷却をこのちょっとした熱で気化をうながしてくれそうな気もしますが、このまま加熱されて火力が増し、さらに輻射熱で・・・と考えると怖いものがあります。
屋外であれば外気も寒さもあわさってそれほど影響をうけないのかもしれませんが、勧められる使い方ではないのでやっぱりやらない方がよさそうです。
まぁ単純にガス缶はコスト的に高いイメージなので、これをストーブとして使うにはもったいないですね。
一般家庭で使われるカセットコンロのガスならストーブとして使うのもいいかも。
そうなるとコレが欲しくなるんですよね。
SOTO レギュレーターストーブ ST−310
家庭用カセットガスはどこのホームセンターやコンビニでも手に入るし、値段が安いのがいいですよね。ガスは低温に弱く火力が落ちるのですがマイクロレギュレーター付きなので火力低下も防げる!
そんなにガスストーブいらないのかもしれないけど・・・防災用品としてもこれは持っていたいよね。そのうち買っちゃおうかな♪
このレギュレーターストーブとコールマンのヒーターアタッチメント、風防を組み合わせた簡易ストーブをやっている人がたくさんいますね。
これからの時期はそういう組み合わせで楽しむのもアリかと思います。ガス缶がバーナー下ではなく、横についているので直接輻射熱が当たらないのも良いポイントです。
スベア123Rではどうか?
こいつはあれだ!ピッタリすぎて・・・下への輻射熱が強すぎて・・・バナーヘッドがはんぱないくらい赤熱して・・・ヤバいと思いました!!!
スベア123Rは加熱しすぎてタンク内の圧力が高くなった場合、安全バルブから圧力を逃がす仕組みになっているようですが、このままいくと安全弁が作動するのではないかと写真を撮った直後にやめました。
バーナーヘッドは小さく、ヒーターアタッチメント内に熱がこもり、その熱と輻射熱は確実にタンクを加圧します。
このストーブ自体が熱がこもりやすい構造ですので、123Rでは使わない方がよいです。
「ヒーターアタッチメント」で検索をしてみると、コールマン以外のメーカーものや自作などたくさんの種類が出てきて面白いですね。
さらにアタッチメントの種類だけでなく、効率的な組み合わせを探っている人がたくさんいることに驚きました。
こういうの見てると新しいストーブが欲しくなっちゃいますね。
今までタンク別体型とかまったく興味がなかったのに、ストーブとして使うためだけに欲しくなってしまいます。
MSRのウィスパーライトドラゴンフライとか、SOTOのムカストーブとかいいなぁ。
火器ばっかり持っててもしかたないのは分かっているんですけどね。
ストーブは男のロマン!
今日のナルホド!!
専用品を組み合わせれば間違いはない。
でも色々なアイテムの組み合わせで自分なりのシステムを構築するのはすごく楽しい♪