DVD「イントゥ・ザ・ワイルド」旅を通じて人との関わりを学び、自分の力で生きて行く難しさを知る。

こんばんはみあぽん(@miapom)です。

この間、友人から薦められた映画がこの「Into The Wild」 カテゴリーは「キャンプ」にしてみたけど、キャンプというにはあまりに壮大なストーリーなんだけどね。

 

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一人の若者が旅をしながら荒野(アラスカ)を目指し、自分の知識と経験を頼りに自然の中で生きるというお話。すっごく大雑把に書いているけど内容としてはそんな感じ。

 

 

 

これは実際に存在したクリストファー・ジョンソン・マッカンドレスという青年のお話で、彼はとても裕福な家庭に育ち大学でも優秀な成績で卒業する、ある意味「成功という人生のレール」に乗っていた。

 

だけど家庭の問題を抱えて過去・抑圧・法律といったものから解放されたいと思い親や兄弟に告げること無く旅に出てしまう。

 

何もかも投げ捨てて「自由」を求める姿っていうのはとても危険で周りの人はヒヤヒヤするけど、潔い格好良さも感じるし、その実直さゆえ応援したくもなる。

 

とても無謀だと思う一方、自分も彼のように自由を求めて行動できたなら結果に満足するかしないかは別として「後悔」しない生き方ができるのではないか思わせる。

 

 

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僕はこのDVDを薦められた際にざっくりと「旅して猟をして生きた人物のお話」とは聞いていたけど、自分が憧れる風景がそこかしこの場面で映し出されていて釘付けになったね。

 

「不思議なバス」の中での車中泊キャンプ、薪ストーブ、狩猟、自然の中での自分との関わり。自由を求める旅は社会からの逃避のようなものだけれど、夢を持ちながら目的を持って働き、一瞬一瞬を生きて行く。

 

 

 

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誰にも邪魔されず、何にも縛られず、その日一日を生きるために生きる。孤独だし自然への恐怖すら感じるかもしれないけど、こういうところに自分の憧れる「何か」があるように感じる。

 

 

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実際のクリストファー・ジョンソン・マッカンドレスの写真

 

 

映画の中でも出てくる彼の言葉

「極限の生き方 美を追求する旅人 その住みかは この大地だ」

 

「自由気ままな旅は気分を高揚させる どこか“逃避”を思わせるからだ 過去 抑圧 法律 面倒な義務からの----- 絶対的自由」

 

「人生において必要なのは----- 実際の強さより強いと感じる心だ 一度は自分を試すこと 一度は太古の人間のような環境に身を置くこと 自分の頭と手しか頼れない----- 過酷な状況に一人で立ち向かうこと」

Wikipediaより

 

 

 

嫁ちゃんも途中から見てたけど、「そんなにアラスカが辛いなら途中で(元気なうちに)帰ればよかったのに」と言っている。

 

 

どうしても男目線と女目線では意見が割れるような内容なんだけど、「生きること」「夢を追うこと」「幸せとは」何なのかついて考えさせられる。

 

 

「幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合った時だ」  

 

 

 

この言葉を読むと、今の自分は最高に幸せなんじゃないかと気づく良い映画でした♪