今日は書店にバイク雑誌を買いに行ったのですが、
そこでたまたま見かけた本が気になってしまい衝動買いを
してしまいました。
それがこれ「ギュスターヴくん」という絵本。
僕最近、絵本をちょこちょこ買ってたりするのですが、
この「ギュスターヴくん」はヒグチユウコ バベルの塔原画展を
知った時から気になっていた本でもありました。
緻密かつ独創的な生き物を描くヒグチユウコさんの絵は、
見る人をそっちの世界に引き込む不思議さがあります。
「BABEL」を知り、その中でも描かれていた頭がネコで
手がヘビで体がタコの不思議な猫・・・ねこ?タコ?
・・・生き物。それがギュスターヴくん。
だからずっと気になる存在ではあったのだけれど、
今回それに付録がついているものがあることを知り
つい手にとってしまいました。
裏側には確かに豪華そうな布張りの手帳が!
ただ発売が2016年9月なので「2017年の手帳かな?」と不安になり
ネットで検索。
すると手帳という名の「罫線ノート」らしいので購入に至りました。
付録の手帳の方はノートというより本そのもの!といった感じです。
中央にヒグチさんのイラスト、その周りを金色の箔押し、中はしおり付き
の綴じノートとなっています。
本と同じように作られているので使うのが惜しくなります。
(使わないともったいないけど、もったいなくて使えないというジレンマ)
中は太めの罫線になっていて、上下に植物のイラストがあります。
ノートの中にはヒグチさんの描いたギュスターヴくんやその他の生き物たち
は何一つ描かれていないので、そこはちょっと残念なポイントでもあります。
肝心の絵本の方はと言いますと、
ワニがギュスターヴくんに対して「きみはネコなの?ヘビなの?」と
疑問を持つところから始まります・・・が、途中からストーリーがどうとか
よりもヒグチユウコさんの世界感溢れる画集のような感じになってます(笑)
子供に読み聞かせをするよりも、絵をそのものを「見て楽しむ」作品
なのかなと思います。